ウイルスなどの危険な攻撃はどこから侵入するのでしょうか、少し整理してみます。
なお、以下のような侵入方法があると分かると、パソコンばかりでなく、パソコンと同じ機能を持つスマホ・タブレットももウイルスなどの危険な目に会うことが分かりますね。
攻撃をする人は、コンピュータのプロですから、あの手この手を使い攻撃してきます。更に、最近は攻撃が複雑・巧妙になっていますので注意が必要です。
対策は、専門家が作成した”ウイルス対策ソフト”が必須で、さらに、迷惑メールは何があっても返信をせず即削除する、危険なホームページにいかないといった事が必要です。
(1) 電子メールから侵入
・・・メールに危険なソフトを添付、メールに危険サイトのURLを記載
(2) ホームページから侵入
・・・ホームページを見るだけで危険な攻撃を受ける場合もある
(3) 各種データ、Officeデータ、動画、PDFデータから侵入
・・・ソフトの不具合を利用し、データに危険な攻撃を仕掛け
(4) SNS・ブログ・動画共有サイトのコメントのURLをクリックし危険なサイトに誘導
(5) USBメモリ、DVDなどの外部媒体から侵入
(6) 有益なソフトや役立つフリーソフトの振りをして侵入
(7) 知らないうちに通信回線から危険なソフトが侵入する
■迷惑メールは”悪の温床”
迷惑メールは、スパムメールとも呼ばれ、勝手に送られてくる不正メールです。迷惑メールには、興味を引くようなウイルス入りのファイルを添付したり、銀行やプロバイダからのメールを装い、危険なホームページに誘導し個人情報を盗んだり(フィッシング詐欺)します。
迷惑メールの基本は、”無視し、何もせず、そのまま削除する”ことです。
■対策の基本は、”統合セキュリティ対策ソフト”を使うこと
ウイルス対策ソフトを選ぶ場合、スパイウェア、フィッシング詐欺、不正アクセスなどの対策機能も付加した”統合セキュリティ対策ソフト”を選ぶことが必要です。
フリーソフトの中にも優秀なセキュリティ対策ソフトがありますが、機能がウイルス・スパイウェアの対策のみという場合があり、機能が限定されますので、注意ください。
■ソフトを常に最新版にすることも必要
また、様々な攻撃は、OS・ブラウザ、動画やPDFを扱うソフトの不具合(脆弱性:ぜいじゃくせい)を利用して攻撃をしてくるので、パソコンやスマホのソフトを常に最新版に更新することが必要です。
*Windowsの場合、Windowsアップデートは忘れずに必ず実施ください。