2018年10月28日日曜日

サポート終了したWindowsOSを使うのは、何故、危険性なのか?

Windowsの基本ソフトOSは以下でサポート終了です。ネットを見ていると、まだまだ、既にサポート終了したWindows Vistaを使いたい人もいるみたいです。

①Windows Vista ・・・2017年4月11日に既にサポート終了
②Windows 7   ・・・2020年1月14日にサポート終了

なお、サポートが終了したWindowsOSでは、それ以降、セキュリティ更新プログラムの提供が行われなくなり、ネットに接続するのは大変危険です。

もし、Windowsのパソコンでネットを使いたければ、やはり、今後もサポートが可能なWindows 10のパソコンを利用することをお勧めします。

■■□―――――――――――――――――――□■■

サポート終了したWindowsOSを使う危険性とは

■■□―――――――――――――――――――□■■

サポート終了になると、マイクロソフトよりセキュリティ更新プログラムの提供が行われなくなり、マイクロソフト提供の、Windows Vista、Windows 7などの基本ソフトOSや、ブラウザIE、Officeソフトの問題点(脆弱性、ぜいじゃくせい)が修正できなくなります。

もし、サポート終了したWindowsOSでインターネットを利用すると、パソコンがセキュリティの脅威にさらされる可能性があります。

そのため、サポート期間が終わっても、パソコンは使えますが、問題は、ウイルスなどの攻撃を防ぐことができなくなります。少なくとも、サポート終了後は、ネットに接続すると危険です。

例えば、2017年、世界各地で被害が出た、ランサムウエア「WannaCry(ワナクライ)」は、全てのファイルを勝手に暗号化し使えなくした上で、もし元の状態に戻したければお金を払えと脅迫する大変危険なウイルスでした。

このランサムウエア「WannaCry」は、2017年3月に修正された”Windowsのセキュリティ更新プログラム (MS17-010)”を悪用しており、サポートが切れたWindows XP、Vistaを使っていると、このランサムウエアに感染する危険がありました。

実際に、サポートを終了したWindows XPを搭載したパソコンが多く使われていた英国の国民保健サービス(NHS)では、ランサムウエア「WannaCry」の被害にあいました。

このように、Windows関係のソフトの問題点を攻撃するものがあり、中には、セキュリティ対策ソフト(ウイルス対策ソフト)でも防げないものもあります。

パソコンのウイルス対策をするためには、以下の2つが基本ですが、サポートが終了したWindowsOSでは、②の対策ができなくなるので、ウイルス対策が不十分(ウイルス対策ができない状況)になります。

①セキュリティ対策ソフトを導入し、定義ファイルを定期的に更新する

②Windowsなどの基本ソフト(OS)やソフトウェアの更新プログラムを適用し、問題点(脆弱性、ぜいじゃくせい)を修正する。

もし、サポート終了したWindowsOSを使うのであれば、インターネットを利用するには、危険なので、ネット接続は避けて下さい。できれば、Windows10のパソコン購入をお勧めします。

2018年10月19日金曜日

無線LAN、Wi-Fiの用語をスッキリ! 知っておきたい基本用語とは

最近は、無線LAN、Wi-Fi(ワイファイ)を使って、パソコン、スマホでインターネットを利用する人が増えてきました。

ところが、これらを使う場合、聞き慣れない専門用語も多く、安全対策も難しく、困ることが多々あると思います。

そこで、無線LAN、Wi-Fiについて、知っておきたい下記用語を、簡単にまとめてみましたので、ぜひ参考にして下さい。

①無線LAN
②無線LANとWi-Fi(ワイファイ)
③無線LANルーター(Wi-Fiルーター)
④親機(アクセスポイント)と子機
⑤SSIDとパスワード
⑥暗号化方式 「WEP」「WPA」「WPA2」
⑦無線LAN(Wi-Fi)の電波の種類(“5GHz”、“2.4GHz”)
⑧無線LAN(Wi-Fi)の種類~ 「11b」「11g」「11a」「11n」「11ac」
⑨公衆Wi-Fi(無料Wi-Fi、Wi-Fiスポット)

無線LAN、最近は家庭でもよく使われ、ケーブルを使用しないため、パソコンやスマホなどが、どこにあっても、インターネットに接続でき便利です(但し、接続できる範囲はありますが)。

なお、無線LANとWi-Fi(ワイファイ)ですが、基本的に、“LAN=Wi-Fi”と考えていいです。また、このように考えると分かりやすいですね。

また、無線LAN(Wi-Fi)を使う場合、盗聴対策のための”暗号化”があります。安全対策ととして、とても大事なので、関心を持って下さい。

ラジオやTVと同じように電波で通信しているので、内容を盗聴するのは、ソフトがあれば簡単にできます。そのため、昔から、無線LAN(Wi-Fi)には、簡単に解読できないよう、暗号化の動きがありました。

■■□―――――――――――――――――――□■■

無線LAN

■■□―――――――――――――――――――□■■

無線LAN とはLANケーブルのような線を使用せず、無線を利用したコンピューター間の接続です。これは、TV・ラジオなどのように、(目に見えない)電波を使う方法です。

(注)無線LANのLAN(ラン)は、家庭や職場などのフロアーの狭い範囲で、パソコン、プリンターなどのコンピューター機器をつないだもの。

これまで、家庭や職場でパソコンなどをインターネットに接続する場合、LANケーブル(ラン ケーブル)という線を使っていました。

しかし、今では、線なし(無線)で、パソコンやスマホをインターネットに接続するようになってきました。

①職場や家庭など狭い範囲で、②線なしでコンピューターを接続する方法を、“無線LAN(ラン)”と言います。




■■□―――――――――――――――――――□■■

無線LANとWi-Fi(ワイファイ)

■■□―――――――――――――――――――□■■

Wi-Fiは“無線LANが安心して使えるシンボル”で、

無線LAN=Wi-Fi

と考えても問題ありません。

無線LANが初めて商品化されたときは、メーカーが独自に無線通信を考えていたので、商品どうしが、無線LANで接続できるかどうかが分からない状態でした。

これを解決したのが、「Wi-Fi Alliance」という団体が標準規格化した「Wi-Fi」です。Wi-Fiに対応していれば、他のWi-Fi対応の他の製品とも、無線で通信可能であることが保障されます。

最近では、パソコン、スマホ、プリンター、デジタルカメラ等にもWi-Fiが搭載されており、Wi-Fiのお陰で、無線で安心して相互に接続出来ます。

なお、「無線LANルーター」も、ときに、「Wi-Fiルーター」と呼ばれますね。


■■□―――――――――――――――――――□■■

無線LANルーター(Wi-Fiルーター)

■■□―――――――――――――――――――□■■

家庭のパソコンやスマホなどの複数機器を、無線でインターネットに接続してくれる機器です。無線LANルーターは以下の機能を持っています。

①インターネットに接続する「ルーター」機能
②機器を無線で接続する無線の親機(アクセスポイント)機能

家でWi-Fiを使い、インターネットに接続するには、この「無線LANルーター」が必要です。無線LANルーターは、Wi-Fiルーターとも呼ばれます。



■■□―――――――――――――――――――□■■

親機(アクセスポイント)と子機

■■□―――――――――――――――――――□■■

無線LANは、ラジオ、テレビなどのように、電波を発するものと受信するものがセットになっており、電波を発する機器と受信する機器が必要になります。

無線LANでは、電波を送る方が「親機(アクセスポイント)」、その電波を受取る方が「子機」になります。
*親機は、無線アクセスポイント(無線AP)とも言われます。

電波を送る機器を「親機(アクセスポイント)」といい、家庭では、通常、無線LANルーターが「親機」になります。

パソコン、スマホ、プリンターなどは、電波を受取る機器で、無線LANでの「子機」になります。


■■□―――――――――――――――――――□■■

SSIDとパスワード

■■□―――――――――――――――――――□■■

SSIDは Service Set ID で、Wi-Fiに付けられた名前(ID)です。

無線LANに接続するためには、無線LANルーターが持っているWi-Fiの名前(SSID)を探して接続します。

無線LANルーターには通常、複数のSSIDがあり、いくつかのWi-Fiが使えます。通常、無線LANルーターの機器本体の底面・背面に貼られたラベルに、複数のSSID(+パスワード)が記載されています。

なお、SSIDにはパスワードが有るものと無いものがあります。

パスワードが有るSSID
・・・無線通信が暗号化されており、盗聴されても安全

パスワードが無いSSID
・・・無線通信が暗号化されておらず、盗聴され情報が悪用される危険

パスワードは暗号化キーとも呼ばれ、弱い暗号化(WEP、WPA)、強い暗号化(WPA2)があるので、強い暗号化のパスワードを利用下さい。


■■□―――――――――――――――――――□■■

暗号化方式 「WEP」「WPA」「WPA2」

■■□―――――――――――――――――――□■■

無線LAN(Wi-Fi)は、ラジオやTVと同じように電波で通信しているので、内容を盗聴するのは、ネットワーク分析ツール(ソフト)があれば簡単にできます。

そのため、昔から、無線LAN(Wi-Fi)には、簡単に解読できないよう、暗号化の動きがありました。

これまで、暗号化方式として、古い順に、「WEP」「WPA」「WPA2」というのが考えられています。暗号化方式を使う時は、一番新しい「WPA2」方式を利用することが大事です。

ただ、古い暗号化方式「WEP」は、解読するのが可能なので、“暗号化無し”と同じです。また、「WEP」の次に考えられた「WPA」の暗号化方式も、安全とは言えません。

まとめると、安全性から言えば、以下のようになります。出来るだけ「WPA2」方式を利用して下さい。

 安全性から言えば、” WEP < WPA << WPA2 ”


■■□―――――――――――――――――――□■■

無線LAN(Wi-Fi)接続するには

■■□―――――――――――――――――――□■■

無線LANに接続するときは、まずは、無線LANルーター(Wi-Fiルーター)が持っているSSIDを確認し、SSIDを指定して、SSIDのパスワード(暗号化キー)を入力して接続します。

①SSID 無線LANに付けられた名前(ID)
(通信方式・・・11b、11g、11a、11n、11ac)

②暗号化キー(パスワード) WEP、WPA、WPA2に対応した暗号化キー

*安心できるのはWPA2の暗号化キー、次にWPA。WEPの暗号化キーは弱いので使わない!


■■□―――――――――――――――――――□■■

無線LAN(Wi-Fi)の電波の種類(“5GHz”、“2.4GHz”)

■■□―――――――――――――――――――□■■

無線LAN(Wi-Fi)は、TV、ラジオ、電子レンジなどと同じ、無線(電波)を使って通信していますが、実は、”5GHz”と”2.4GHz”という、2つの無線(電波)を持っています。

5GHz・・・周波数が高く(小さな波のイメージ)、電子レンジなどの家電製品の影響は受けませんが、障害物による影響を受けやすい。

2.4GHz・・周波数が低く(大きな波のイメージ)、障害物に強いですが、電子レンジなど家電製品の影響を受けやすい。


■■□――――――――――――――――――――――――□■■

無線LAN(Wi-Fi)の種類~ 「11b」「11g」「11a」「11n」「11ac」

■■□――――――――――――――――――――――――□■■

”5GHz”、”2.4GHz”という2つの無線(電波)を使っていますが、以下の種類があります。

①11b・・・最大速度は11Mbps(周波数帯域2.4GHz)
壁などの障害物に強いですが、家電製品を使っていると接続できなくなる場合があります。

②11g・・・最大速度は54Mbps(周波数帯域2.4GHz)
11bよりも高速です。ただし、11bと同様に、家電製品を使っていると接続できなくなる場合があります。

③11a・・・最大速度は54Mbps(周波数帯域5.2GHz)
電子レンジなどの家電製品の影響は受けませんが、障害物による影響を受けやすい欠点があります。

④11n・・・速度は300Mbps~450Mbps(周波数帯域2.4GH、5.2GHzの両方を使用)
障害物があっても高い安定性を持つなど多くの利点があります。5.2GHz帯を使用すれば、電子レンジなどによる干渉もありません。

⑤11ac・・・速度は433Mbps~約7Gbpsの高速データ通信(周波数帯域5GHz)
アンテナを複数使用して通信帯域を拡張するMIMO(Multiple Input Multiple Output)を駆使し、高速データ通信を可能にしています。


■■□―――――――――――――――――――□■■

公衆Wi-Fi(無料Wi-Fi、Wi-Fiスポット)

■■□―――――――――――――――――――□■■

公衆Wi-Fiは、無料Wi-Fi、Wi-Fiスポット、ホットスポットとも呼ばれ、無線LANを使用し、ごく限られたエリアでインターネットへの接続ができるサービスです。

最近では、カフェやファーストフード店、空港や駅など、無料でWi-Fiを利用できるスポットが増えてきて、外出先で、これらのWi-Fiスポットを利用することで、パソコン・スマホを手軽にインターネットに接続できます。

公衆Wi-Fiでは、パスワードを入力しないもの(暗号化されていないもの)が多く、安全対策が不完全なものや、情報を盗むことを目的とした人も接続している可能性があります。

公衆Wi-Fiでは、情報を盗まれる可能性があるので、メール、SNS、オンライショッピング、オンラインバンキングなどのサービスは利用しないほうが無難です。

もし、公衆Wi-Fiのような安全性が不明な場所でインターネットを使う場合は、サイトのURLが ”https://”となっていることを確認してください。

公衆Wi-Fiでは URLが ”https://”となっていることを確認

URLが ”https://” (httpに”s”が付く)になっているときは通信が暗号化され安心


■■□―――――――――――――――――――□■■

[補足] 無線LANルーターとSSID

■■□―――――――――――――――――――□■■

通常、無線LANルーターには複数のSSIDを持っており、複数のWi-Fiが利用可能です。

なお、無線LANルーターが持っているSSID(+パスワード)は、通常、機器本体の底面・背面に貼られたラベルに記載されています。

以前、私が使っている、無線LANルーターには、次のようなSSIDを持っていました。

(1)SSID1・・・無線周波数=2.4GHz、ネットワーク認証方式=WPA2
       接続機器=スマホ、パソコン

(2)SSID2・・・無線周波数=2.4GHz、ネットワーク認証方式=WEP
       接続機器=ゲーム機

(3)SSID3・・・無線周波数= 5GHz、ネットワーク認証方式=WPA2
       接続機器=スマホ、パソコン

簡単に言うと、無線として、SSID1、SSID2、SSID3の3種類が使えることになります。

なお、SSID1、SSID3は認証方式(暗号化)がWPA2と安全性が高く、スマホやパソコン接続に適しています。

SSID2は認証方式がWEPで安全性が低いため、ゲーム機接続に適しています。

また、SSID1、SSID3では、無線周波数がそれぞれ2.4GHz、5GHzなので、以下の利用に適しています。

SSID1(2.4GHz)・・・壁などの障害物に強いため、違う部屋で利用する場合

SSID3( 5GHz)・・・電子レンジなどの影響を受けにくい為、それらの機器と同じ場所で利用する場合

■■□―――――――――――――――――――□■■

参考記事紹介~詳しいことを知りたいとき

■■□―――――――――――――――――――□■■

【有線と無線】とは、コンピュータ機器のつなぎ方

【無線LANとWi-Fi(ワイファイ)】は同じ意味

【公衆Wi-Fi】とは無料でネット接続を提供するサービス

【(無線LAN)親機と子機】とは、無線LANを構築するのが親機、利用するのが子機

【(無線LAN)SSID】とは、無線LANに付けられた名前

【無線LAN接続】には、無線LAN親機のSSIDと暗号化キーが必要

【無線LANルーター】はパソコン・スマホを無線でインターネットに接続する機器

無線LANには異なる規格があります (11b、11g、11a、11n、11ac)

無線LAN(Wi-Fi)の暗号化方式とは WEP、WPA、WPA2どれを使ったらいいの?

Wi-FiのタイプとSSIDの使い分けとは

自宅のWi-Fiを安全に使う方法とは  ~パスワードと暗号化方式

2018年10月17日水曜日

ブラウザのパスワード保存は丸見えで危険! 安全にパスワードを保存する方法とは?

ブラウザで便利な”パスワード保存”、ほとんどの場合、パソコンの中に保存されていますが、実は、このパスワードを表示するフリーソフトが存在し、丸見えで危険です。

もし、ウイルスに感染して情報が抜き取られると、保存した”パスワード”が利用される危険があります。また、パソコンが紛失したり、盗難にあったりした場合も危険ですね。

以下のサイトでは、このパスワードを閲覧できるフリーソフトが紹介されています。本当に恐ろしい話です。

 パスワード丸見え? ブラウザのオートコンプリート機能の危険性 IE Chrome Firefox - Let's Emu! -
 http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/6130/notes/browser-password.htm

そこで、今回は、(パソコン)ブラウザのパスワード保存で安全な方法及び、お勧めのパスワード保存サービスを紹介します。


■■□―――――――――――――――――――□■■

(パソコン)ブラウザのパスワード保存で安全な方法とは?
~パソコンの紛失・盗難の対策含め

■■□―――――――――――――――――――□■■

ウイルスによるデータの悪用、パソコンの紛失・盗難のことを考えると、ブラウザのパスワード保存で安全な方法は以下になります。

①IE、Microsoft Edgeのパスワード保存機能は使わない。パスワードは、パソコン内のレジストリに暗号化され保存されるが、外部ツールを使うとマル見え。

②Chromeはパスワードを同期化して利用し、パスワードをGoogleアカウント(インターネット)に保存する。

③Firefoxのパスワード保存には、マスターパスワード機能を使う。

以上に加え、パソコンの紛失・盗難を考えると、やはり、パソコンの起動時はパスワードを入力するようにしたほうが良いですね。

なお、お勧めは、Chromeのパスワード管理です。詳しくは以下を参照下さい。

 Chromeのパスワード管理はWebサイトの管理に有効 その使い方とは
 http://lifesecurityup.blogspot.com/2018/07/chromeweb.html


■■□―――――――――――――――――――□■■

パスワード保存のサービスを使う

トレンドマイクロ提供の【パスワードマネージャー】活用

■■□―――――――――――――――――――□■■

できれば、ブラウザのパスワード保存機能を使わず、パスワード保存のサービスを使う方法をお勧めします。

なお、人気のある「1Password」や「LastPass」などの、パスワード管理のアプリやWebサービスには、欠陥や不備が見つかっているので使用するには不安です。

そこで、セキュリティソフト大手のトレンドマイクロが提供している【パスワードマネージャー】を使うのがお勧めです。

簡単に紹介しますが、詳しくは、以下を参照下さい。

 パスワード管理に便利! トレンドマイクロ【パスワードマネージャー】の使い方
 https://lifesecurityup.blogspot.com/2018/07/web.html

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

【パスワードマネージャーのお勧めの理由】

①ログインIDとパスワードは、インターネットに保存(AES256の高度な暗号化)、複数のパソコンやスマホで利用可能

②同じパソコン内の複数ブラウザでも利用可能 *Edgeは対応不可

③ブラウザのログインの際、(登録された)ID・パスワードが自動入力される

④ブラウザ起動時の最初のID・パスワード自動入力時には「マスターパスワード」の入力が求められるので安全

⑤ID・パスワード以外に、重要な個人情報も”セキュアメモ”で管理できる

⑥登録したID・パスワード、セキュアメモは、バックアップ(エクスポート)できる

以上のように、パスワード管理に必要な機能は、一通り揃っています。さらに、セキュリティソフト大手が提供しているという点でも安心できます。


-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

「パスワードマネージャー」の始め方

まずは無料版を使ってみることをお勧めします。

①無料版をダウンロード(5つまでのWebサイトのIDとパスワードを保管)

下記にアクセスしてダウンロードします。

 パスワードマネージャー 無料版 - トレンドマイクロ
 https://www.trendmicro.com/ja_jp/forHome/products/pwmgr/trial.html

②パスワードマネージャーをインストール

なお、この時に「トレンドマイクロアカウント」と「マスターパスワード」を設定します。マスターパスワードは、パスワードマネージャーを使用する上で常に必要です、十分考えて設定ください。

③Webブラウザ毎に拡張機能をインストール

各ブラウザを起動し、しばらくすると、画面右下にポップアップが表示。ポップアップ内の [拡張機能を入手する] ボタンをクリックすると拡張機能がインストールされます。

 パスワードマネージャーの拡張機能をブラウザにインストールする方法
 https://esupport.trendmicro.com/support/pwm/solution/ja-jp/1111898.aspx

④しばらく使ってみて使えそうか判断

⑤気に入ったら、有料版を購入

ダウンロード版、もしくは月額版を購入します。私は、月額版(154円(税込))を使用しています。


《補足》無料で利用出来るパスワード管理アプリ、Webサービスには欠陥や不備

Google Playで人気の高い「1Password」や「LastPass」など人気パスワードマネージャーに重大な脆弱性(欠陥)。
 人気パスワードマネージャーに情報漏えいのリスク - GIGAZINE (2017年03月)
 http://gigazine.net/news/20170302-9-password-manager-leaking-secret/

「LastPass」「RoboForm」などの人気のあるWeb版のパスワード管理ツールにも欠陥や不備。
 Web版のパスワード管理ツールに潜む危険性、研究者が指摘 - CIOニュース(2014年07月)
 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/idg/14/481709/071700003/


■■□―――――――――――――――――――□■■

ブラウザ別のパスワード保存の危険性

■■□―――――――――――――――――――□■■

IE、Microsoft Edgeのパスワード保存は、パソコンに保存され、外部ツールを使うとマル見えなので、ウイルスによる情報流出、さらには、パソコンが紛失、盗難を考えると、危険ですね。

なお、Chromeはパスワードの同期化を使うと、インターネットのGoogleアカウントに保存され、保存されたパスワードは、「passwords.google.com」で確認・削除が可能なので、パソコンの紛失・盗難時には対応が可能です。

①IE・・・パスワードは、パソコン内のレジストリに暗号化され保存されるが、外部ツールを使うとマル見え。

②Microsoft Edge・・・パスワードは、パソコン内のレジストリに暗号化され保存されるが外部ツールを使うとマル見え。

③Chrome・・・パスワードの同期化を使うと、インターネットのGoogleアカウントに保存され、安心です。保存されたパスワードは、以下の「passwords.google.com」で確認・削除が可能です。

 https://passwords.google.com/

なお、保存されたパスワードをChromeで見る場合、パソコンをパスワードでロックしている場合、パソコンのパスワードを入力するように求められます(Windows ログイン時のID・パスワード)。

④Firefox・・・保存されたパスワードを、マスターパスワード機能で保護できます。


2018年10月13日土曜日

Google、Yahoo!のアカウント登録で悩まないコツとは?

Google、Yahoo!などのインターネットサービスを利用するためには、アカウントの登録が必要ですが、登録時に注意すべきことがあります。

安易に登録すると、迷惑メールが来たり、不正利用されたりする、危険が増します。

今回は、Google、Yahoo!などのインターネットサービスのアカウント登録時に注意したいIDとパスワードの作り方を説明し、その後、Google、Yahoo!のアカウント登録のポイントを説明します。

なお、アカウントですが、これはインターネットサービスで利用者を識別するもので、銀行における口座のようなものです。

そして、このアカウント登録には、①ID、②パスワードなどが必要になります。

①ID・・・利用者を識別する番号です
②パスワード・・・サービス利用時、本人かどうかを判断する番号です

なお、パスワードが大事なのは分かっていますが、意外と見逃しているのが、“登録時のID”です。実は、このIDにより、メールアドレスが作られるので、IDを簡単にすると迷惑メールが増えますので、要注意です!


■■□―――――――――――――――――――□■■

アカウント登録時に注意! IDの作り方

■■□―――――――――――――――――――□■■

悪い例:「sakura」 *”sakura”は桜、辞書に載っている単語なのでダメ!
良い例:「yoihana611104」 *”良い花”の英文字で数字もある

(a) 桁数をなるべく多くする。できれば8文字以上にする。
(b) 英文字の小文字を使い、数字も使用する(最初の文字は英文字)。
(c) 辞書に載っている単語は使用しない。
(d) 誕生日等の個人情報は使用しない。


■■□―――――――――――――――――――□■■

アカウント登録時に注意! パスワードの作り方

■■□―――――――――――――――――――□■■

*パスワードはインターネット利用を守る鍵!!
*パスワードは安易に決めない!

悪い例: ① ”12345678”  ②hanasakura
*①は単純、②は辞書に載っている単語(花、桜)を並べている

良い例: ①yaSAo0619  ②saBU126410
*①、②共に、英字の大文字・小文字、数字を混合している
一つの例)昔のアダ名や愛称を使うと良い


(a) 単純なパスワードにしない
(b) 英字の大文字・小文字、数字を混合させ、12桁以上のパスワードを使う
(c) IDと同じ文字列をパスワードにすることは避ける
(d) パスワードには辞書に載っている単語を使わない
(e) パスワードには自分の誕生日・名前などの個人情報を使わない


■■□―――――――――――――――――――□■■

Googleアカウント登録時のポイント

■■□―――――――――――――――――――□■■

前に説明した、ID、パスワードの作り方で、ID(Gogoleの場合はユーザ名)とパスワードを準備します。

Googleのアカウント登録には、基本的に以下が必要です。

①姓名       *実名でもニックネームでもOK
②ユーザー名(ID) *半角英字、数字で作る
③パスワード

(注)姓名は、Googleのサービスによっては表示されるので、それが嫌いな人はニックメームで登録すると良いです。ちなみに私はニックネームで登録しています。

なお、Gmailのメールアドレスは、②のユーザー名で決まり、以下になります。

Gmailアドレス=ユーザー名@gmail.com
*「@gmail.com」は固定です。


このようにして決めた、ID、パスワードを使って、以下のサイトで登録します。

Google アカウントの作成
https://accounts.google.com/signup/v2/webcreateaccount?flowName=GlifWebSignIn&flowEntry=SignUp

なお、Googleアカウントを登録後、GmailなどのGoogleサービスを使うには、ログイン操作(Gmailアドレスとパスワードを入力)して利用し、利用を終わるときはログアウト操作をします。


■■□―――――――――――――――――――□■■

Yahoo!アカウント登録時のポイント

■■□―――――――――――――――――――□■■

前に説明した、ID、パスワードの作り方で、IDとパスワードを準備します。

①Yahoo! ID
②パスワード

なお、Yahoo!のメールアドレスは、①のIDで決まり、以下になります。

Yahoo!メールアドレス=ID@ yahoo.co.jp
*「@ yahoo.co.jp」は固定です。

このようにして決めた、ID、パスワードを使って、以下のサイトで登録してください。

Yahoo! JAPAN IDガイド
http://id.yahoo.co.jp

なお、Yahoo!登録後、Yahoo!メールなどのサービスを使うには、ログイン操作(Yahoo! IDとパスワードを入力)して利用し、利用を終わるときはログアウト操作をします。

AmazonプライムビデオをTVで見る方法~「Fire TV Stick」の接続手順とは

私は、Amazonプライム会員で、Amazonプライムビデオをパソコンで見ていましたが、今は、TVで楽しんでいます。

なお、TVで楽しむためには、Amazonで「Fire TV Stick」を購入することが必要です。私は、今年(2018年)の2月に¥ 4,980で購入。今回は、「Fire TV Stick」の接続手順を紹介します。

最初、エッ本当に、AmazonプライムビデオがTVで見れるのと半信半疑でしたが、実際に使ってみると、当たり前ですが、TVの大画面で見れて、家族共々、大満足です。

なお、この「Fire TV Stick」を使うと、Amazonプライムビデオ以外に、アプリをダウンロードして、Hulu、Netflix、AbemaTV、dTVなども見れるので、驚きました。また、ブラウザ経由でYoutubeも見れます。

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

なお、「Fire TV Stick」を使うためには、自宅で以下の環境が必要です。

①インターネット回線(光回線、ADSL)があり、無線LANルーターで、Wi-Fiが使えること。

②TVにHDMI端子があることを確認する。*よほど古いTVで無い限り付いていると思います。TVのマニュアルで確認下さい。

①、②が確認できたら、Amazonで、「Fire TV Stick」を購入します。

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

■■□―――――――――――――――――――□■■

「Fire TV Stick」の接続手順

■■□―――――――――――――――――――□■■


①「Fire TV Stick」をTVのHDMI端子につなぐ。

②「Fire TV Stick」を通常のコンセントにつなく。

③TVの入力切替を実施し、入力を「Fire TV Stick」をつないだHDMI端子にする。これは、TVのリモコンで可能です。

・・・これで、TV画面に「Fire TV Stick」の映像が映ることになります。

④ネット接続の画面が表示されるはずなので、自宅のWi-FiのSSID・パスワードを入力する(操作が多少面倒ですが)。

・・・これで、「Fire TV Stick」がネット接続されます。

⑤「Fire TV Stick」がネット接続されると、ソフトを最新版にアップデートします。少々時間がかかるので、しばらく待ちます。

⑥Amazonアカウント接続。

Fire TV Stickを購入した時、自身のAmazonアカウントが関連付けされて出荷されているので、そのまま「xxxさんのアカウントを使用」を選択します。

⑦Wi-Fiパスワード保存の画面が表示。

特別、Amazonに保存する必要が無ければ、「いいえ」を選択

⑧機能制限の設定画面が表示。

操作時にPIN番号を入力したくなければ、「機能制限無し」を選択

⑨必要なアプリを選択して、ダウンロードします。Hulu、Netflix、AbemaTV、dTVなど。

なお、アプリは後からでもダウンロードできます

⑩完了すると、メニューが出てくるので、見たい映画やTV番組を選択して見ます。

*プライムビデオの場合、事前に”ウォッチリスト”に登録しておくと、見たいものが簡単に選択できます。


参考:

①Fire TV Stickの初期セットアップ方法・手順
https://yossy-style.net/setup-fire-tv-stick

②Amazon.co.jp ヘルプ: はじめてのFire TV Stick
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202106780


■■□―――――――――――――――――――□■■

補足:「Fire TV Stick」の接続手順の画像紹介

*接続手順に沿って、そのときの画像を紹介

■■□―――――――――――――――――――□■■










2018年10月10日水曜日

エラー画面を表示し、偽のソフトをダウンロードさせる 悪質な攻撃に注意!

エラー画面を表示、これを修復するには、ソフトが必要!として、偽のソフトをダウンロードさせる悪質な攻撃があります。これにダマされてはいけません。

ダマされてソフトをダウンロードすると、実は危険な迷惑ソフトということがあるので注意が必要です。このような偽のソフトをダウンロードすると、削除するのも大変です。くれぐれもダマされないように注意して下さい。

パソコンに、以下のエラーを表示し、対策のために、「AutoFixer Pro 2018」という、偽のソフトをダウンロードさせる攻撃があります。

「Windows10によってWindowsシステムが古くなり破損していることが検出されました」

これは、「エラー表示などでパソコンソフトを購入させる悪質な手口」です。

また、スマホの画面に、Googleセキュリティのページが表示されて、ウイルス感染のエラーを表示し、Google Playでウイルス対策ソフトウェアをインストールさせる悪質な手口もあります。

「あなたのシステムは4つのウイルスによってひどく損なわれています!」

これも、「エラー表示などでスマホアプリを購入させる悪質な手口」です。

スマホやタブレットでも、インターネットを閲覧していると、突然「ウイルスに感染しています」などの警告画面が表示されるという報告が増えています。

このように、利用者を驚かし、ソフトやアプリをインストールさせようとするのは、悪質な攻撃で、間違いなくウソの内容です。

ブラウザでホームページを閲覧していて、「ウイルスに感染しています」「Windowsのシステムが破損しています」などのような、脅しのエラー画面が出たら、基本的に詐欺のエラー画面だと考えることが大事ですね。

さらに、エラーを表示後、「修復するにはソフトをダウンロードしてください」というメッセージが出たら、もう、これは100%詐欺です。絶対にダウンロードしてはいけません。ダマされないで下さい!!

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
対策は、偽のエラー表示が出たら、画面を閉じるだけ!

偽のエラー画面を閉じるだけで問題は解消されます。画面が消せない場合は、ブラウザを強制終了してください。

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
偽のエラー画面には、誰でも経験する可能性があります!

この手口は、ホームページで広告が表示される仕組みを用いて、偽のエラー画面を広告として表示させています。よって、インターネットでホームページを閲覧していれば、誰でも経験する可能性があります。


■■□―――――――――――――――――――□■■

インターネット利用中に表示される 偽のエラー画面とは

■■□―――――――――――――――――――□■■

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構のサイトに、インターネット利用中に表示される「偽のエラー画面」の例が紹介されています。

「お使いのコンピュータはウイルスに感染しています」
「Windowsのシステムが破損しています」
「○○○個のシステムの問題が見つかりました」
「○秒以内に対応しないとデータが全部削除される」

これらは全て、偽のエラー画面です。ダマされないで、すぐに画面を閉じて下さい!!

参考:
インターネット利用中に表示される偽の警告画面にだまされないで! 
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/mgdayori20180718.html


■■□―――――――――――――――――――□■■

危険なソフトをダウンロードしないための心がけ

■■□―――――――――――――――――――□■■

なお、国民生活センターが「エラー表示などでパソコンソフトを購入させる手口に注意」と呼びかけていますので、ぜひ参考にしてください。


 エラー表示などでパソコンソフトを購入させる手口に注意-そのエラー表示は本物??
 -(発表情報)_国民生活センター
 http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20120817_1.html

全国の消費生活センターには、「パソコンを操作しているうちにエラー表示などが現れ、エラーを解消するためにはソフトをダウンロードする必要があると表示されたので、ソフトをダウンロードした」という相談が寄せられているそうです。

購入後に、料金の請求やソフトの性能についてトラブルになっていることから、安易にパソコンソフトをダウンロードしないよう、消費者に注意を呼びかけています。

上記の国民生活センターの内容を参考に、危険なソフトをダウンロードしないための心がけをまとめてみたいと思います。

①エラー表示が出ても慌てない

②何かの表示が出ても、信頼できる表示かどうか不明な場合には、クリックしない 

③ソフトのダウンロードを要求する表示がでたら、危険なソフトでないか疑い、インターネットで検索してみる

④身に覚えのないクレジットカードの請求があった場合には、クレジットカード会社に早急に申し出る

⑤消費生活センターに相談する
 トラブルにあった場合には、最寄りの消費生活センターに相談する
(注)消費者ホットライン TEL:188(いやや) *局番なし


2018年10月7日日曜日

Windows10で無線LANやソフトの動作がおかしいときは「再起動」が有効な場合も

Windows10では、無線LANの接続が不調なときや、ソフトの動作がおかしいとき、パソコンの「再起動」で直ることがあります。今回は、この「ウソのような本当の話」です。

例えば、以下のような現象の場合、「Windows10の再起動」で直ることがあります。

①Windows10で無線LANが不調で接続できない
②セキュリティソフトのウイルスパターンの更新が何故か失敗する

実は、Windows10では、通常の電源ONでは、起動時間の短縮として「高速スタートアップ」と呼ばれている機能が働き、「デバイスドライバのロード・初期化」を実施しません。そのため、上記のような、ハードやソフトがうまく動作しない現象が発生します。

ただし、「再起動」では、「デバイスドライバのロード・初期化」を実行するので、無線LANの不調などのハード的な問題やソフトの問題が直ることがあります。

なお、Windows 10では、初期設定で「高速スタートアップ」が有効になっていますが、これでは、ハードやソフトの問題が発生しやすいので、無効にしたほうが良いと個人的には思います。その方法も今回、紹介します。

[補足1] Windows10で経験した再起動の有効性

私が経験したのは、カスペルスキーのセキュリティソフトを使っていて、定義データベースのアップデートが、数日間、失敗していたこと(手動で何度もアップデートしても失敗)。

こんなことは、カスペルスキーを数年間使っていて、初めてでしたが、パソコンを再起動したら、上手くいきました。

[補足2] Windows10での無線LAN不具合対策~電源プランの設定変更

Windows10で起動直後にWi-Fiが制限ありになったり繋がらない時の解決方法が以下のサイトで紹介されています。電源プランを省電力設定から「高パフォーマンス」に設定して解決したそうです。

 Windows10で起動直後にWi-Fiが制限ありになったり繋がらない時の解決方法 | くねおの電脳リサーチ
 http://kuneoresearch.com/windows10-wifi-no-access/

電源の出力不足のためにルーター電波が十分に受け取れてなかったのが原因のようだと説明されています。

これは、私も、以前、ノートパソコンで経験したことがあります。


■■□―――――――――――――――――――□■■

何故、Windows10の再起動が有効なのか?

■■□―――――――――――――――――――□■■

Windows10の再起動の有効性を教えてくれたのは以下のサイトです。とても分かりやすく説明されています。

 シャットダウン後と再起動時の起動プロセスの違い【Windows 10 】 | ex1-lab
 https://ex1.m-yabe.com/archives/1903

このサイトによると、Windowsの基本ソフト(OS)が起動するプロセスは以下。

①BIOS(Basic Input/Output System)の起動
②POST(Power On Self Test)の実行
③Windowsカーネルのロード
④デバイスドライバのロード・初期化
⑤ログイン
⑥ユーザープロファイルのロード

Windows10では、起動時間の短縮として「高速スタートアップ」と呼ばれている機能があり、初期設定では、「④デバイスドライバのロード・初期化」を実施しません。

ただし、「再起動」を選択した場合は従来と同じく「④デバイスドライバのロード・初期化」が実施されます。

そのため、パソコンに接続されている機器の調子が悪いときや、ソフトの動作に問題があるときは、「再起動」を実行すると、解決することがあります。

なお、デバイスドライバーといったら、プリンター、通信ボードなど、パソコンに接続されているハードウェア(デバイス)と、基本ソフト(OS)との間の、データのやり取りをするソフトのことです。

また、アプリケーションソフトと基本ソフトとのデータのやり取りに使われるソフトウェアドライバーもあります。

もし、「④デバイスドライバのロード・初期化」を実行しないと、これらのドライバーの動きがおかしくなり、パソコンに接続されている機器やソフトの動作が上手くいかない場合があると考えられます。


■■□―――――――――――――――――――□■■

Windows 10で、高速スタートアップを無効にする方法

■■□―――――――――――――――――――□■■

パソコンに接続されている機器や、セキュリティソフトなどの動作がおかしくなると困るので、以下のサイトの情報を参考に、高速スタートアップを無効にしました。

設定後は、シャットダウン後のPCの起動時間が長くなると思いましたが、私のパソコンでは、それほど影響はありませんでした。

Windows 10で、高速スタートアップを無効にする方法-121ware.com
https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=018214

①アプリ一覧から「W」欄の「Windowsシステムツール」をクリックして、「コントロールパネル」をクリック。

②「コントロールパネル」で、「システムとセキュリティ」をクリック。

③「電源オプション」をクリック。

④「電源ボタンの動作の選択」をクリック。

⑤「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック。

⑥「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外して、「変更の保存」をクリック。

2018年10月4日木曜日

Googleドライブ有料プランが「Google One」に改名 その変更点とは(日本でも開始)

Googleドライブ有料プランが「Google One」に改名されるという話がありましたが、ようやく、今回(2018年10月3日)Googleから、メールで「新しいストレージ、Google One へようこそ」との連絡がありました。*私は有料プランを活用中(100GB)

なお、有料プランのブランド名は「Google One」になりましたが、Googleドライブは、これまで通り使用できそうですね。ひとまずは安心しました。

「Google One」の特徴(変更点)は、簡単にいうと、①料金プランの変更 ②新しく家族共有オプションが追加 ③Googleのサポートスタッフに相談可能。

なお、今回、200 GB(月額 ¥380 年額 ¥3,800)のプランが追加されたことは、個人ユーザーにとっては、かなりうれしいですね。

これまでの有料プランは、100GBの次は1TBで、個人ユーザにとって1TBは少々敷居が高かったので、200GBのプランは有りがたいです。多分、200GBもあれば、個人的には、ほぼ十分な容量です。

私も、さっそく、「Google One」を100GBから200GBプランにアップデートして、別の某オンラインストレージの100GB有料プランを解約しました。それでもトータルの価格は安くなりました。

(注)変更がストレージ プランに反映され、新しい容量が利用可能になるまでに最長で 1日かかる場合があります。

今回、Google Oneで料金プランが変更になったことで、他社のオンラインストレージと比較して価格、容量面でも有利になりましたね。


■■□―――――――――――――――――――□■■

「Google One」の特徴 *Googleドライブからの変更点

■■□―――――――――――――――――――□■■

①料金プランの変更

100GB 1.99ドル/月はそのままで、あらたに200GB 2.99ドル/月が追加。1TBプランは廃止され、同じ価格で2TB 9.99ドル/月にアップグレード。10TB、20TB、30TBのプランに変更はありません。

日本円にすると、2018年10月時点で以下。

 100 GB・・・月額 ¥230
 200 GB・・・月額 ¥380 年額 ¥3,800(¥760 お得)
 2  TB・・・月額 ¥1,300 年額 ¥13,000(¥2,600 お得)

②新しく家族共有オプションが追加

1つのストレージプランを最大5人の家族(自分を含めて6人)と共有するもの。それぞれの家族には他の人からは見られない独自のストレージが割り当てられます。

③Googleのサポートスタッフに相談できる

あらゆるGoogleサービスから、Google Expertsにアクセスして援助を受けることが可能。Expertsサービスは24時間年中無休、メールでも電話でも受け付ける。

④(特典)Google Playクレジット600円が進呈

Google Play の映画やゲームなどに利用できる¥600分のクレジットが進呈されます。


■■□―――――――――――――――――――□■■

代表的なオンラインストレージの料金プラン比較
 *2018年10月時点

■■□―――――――――――――――――――□■■

今回、Google Oneで料金プランが変更になり、他社のサービスと比較して価格、容量面でも有利になったと言えます。

■Google Oneの料金プラン

100GBで230円/月、200GBで380円/月(3,800円/年)、2TBで1,300円/月(13,000円/年)、10TBで13,000円/月、20TBで26,000円/月、30TBで39,000円/月


■Amazon Driveの料金プラン(支払方法は年額のみ)

100GBで2,490円/年、1TBで13,800円/年、さらに追加の1TBごとに13,800円/年で最大30TBまで契約が可能。

■OneDriveの料金プラン

50GBで249円/月、1TBで1,274円/月(12,744円/年)
1TBプランでは、Office 365をオンラインで利用することができるようになります。

■Dropboxの料金プラン

1TBで1,200円/月(12,000円/年)、2TBで2,400円/月(24,000円/年)