2018年11月27日火曜日

”ねんきんネット”を活用し自分の年金情報をいつでも確認

日本年金機構のホームページで、24時間いつでも、年金に関する情報を確認できる「ねんきんネット」サービス、使っていますか?

私は7年前から使っていますが、これまでの年金記録や、年金額見込み額を確認できるので、なかなか便利です。また、ライフプランに合わせた年金額の試算、「年金の支払いに関する通知書」の内容の確認、年金記録の「もれ」や「誤り」の発見も容易です。



なお、「ねんきんネット」サービスは、以下のホームページから申請・登録できます。

  「ねんきんネット」サービス|日本年金機構
  http://www.nenkin.go.jp/n/www/n_net/index.jsp

平成23年4月以降に送られる「ねんきん定期便」などに記載している「アクセスキー」(17桁の番号)を、新規登録時に使用することで、即時にユーザIDを取得することができます。なお、「アクセスキー」の有効期限は3か月ですのでご注意ください。

 登録方法(アクセスキーをお持ちの場合) | 日本年金機構
 https://www.nenkin.go.jp/n_net/registration/accesskey.html

また、「アクセスキー」を持っていない場合や有効期限が切れた場合でも「ねんきんネット(申請用トップページ)」の「ご利用登録(アクセスキーをお持ちでない方)」からユーザIDの申込みができます。この場合、ユーザIDは申込みから5営業日前後で郵送されます。

 登録方法(アクセスキーをお持ちでない場合) | 日本年金機構
 https://www.nenkin.go.jp/n_net/registration/nonaccesskey.html


「ねんきんネット」については、以下の動画でも紹介されています。

 ねんきんネット説明動画 | 日本年金機構
 https://www.nenkin.go.jp/n_net/movie.html


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「ねんきんネット」の特徴

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(1) いつでも、最新の年金記録を確認できます 

自宅のパソコンで、24時間いつでも、加入していた年金制度ごとに、詳細な年金記録を確認できます。

(2) 年金の見込額を試算できます

さまざまな働き方に応じた年金の見込額を試算できます。

(3) 電子版「ねんきん定期便」を確認できます

毎月誕生月に送付される「ねんきん定期便」の電子版(PDF)を閲覧・ダウンロードできます。

(4) 年金の支払いに関する通知書を確認できます

⽇本年金機構から送付される年金の支払いに関する通知書(年金額改定通知書や年金振込通知書等)の電子版(PDF)を閲覧・ダウンロードできます。

(5) 通知書再交付申請ができます

日本年金機構から送付される以下の通知書を「ねんきんネット」の画面上から再交付申請することができるサービスです。

①社会保険料(国民年金保険料)控除証明書
②公的年金等の源泉徴収票
③年金額改定通知書
④年金振込通知書
⑤年金決定通知書・支給額変更通知書

(6) 持ち主不明記録の検索ができます

持ち主が分からない(基礎年金番号に紐付いていない)年金記録のうち、「ねんきん
ネット」の画面に入力した氏名(漢字・カナ)、性別、生年月日の3条件に⼀致する年金記録の有無を検索できます。

(7) 追納等可能月数と金額の確認ができます

国民年金保険料の未納や免除、学生納付特例制度または納付猶予制度の適用を受けている期間などについて、今後納付する月数や金額の確認ができます。

詳しくは、以下を参照ください。

 ねんきんネット|日本年金機構
 https://www.nenkin.go.jp/n_net/

 「ねんきんネット」の概要
 https://www.nenkin.go.jp/service/sonota/kaigi/wakayama.files/8-3.pdf

2018年11月20日火曜日

もうパスワードだけでは限界! 安全な2段階認証の活用が必要な時代に

今の時代、Webサービスを利用する場合、パスワードだけでは不安な時代になりました。

ドコモの「ドコモオンラインショップ」では、不正アクセスされて、知らないうちに自分のアカウントでiPhone Xを買われ、代金が請求される被害が約1000件発生した事件がありました。

インターネットにはパスワードを見破る攻撃が様々あり、見破られることで、自分のID(アカウント)が不正利用されます。

また、ネット・サービスから、パスワードなどの個人情報流出が、相変わらず発生しています。原因は、企業側のコンピュータの管理の甘さや、Webサイトの作り方に問題があります。

このようにパスワードを見破られたり、パスワードが流出したりすると、不正に製品が購入されたり、パスワードが変更されたりと、様々な不正が可能になります。

これからは、パスワードに加え、セキュリティコードによる認証が必要な「2段階認証」の活用が大事です。なお、Webサービスによっては、「ワンタイムパスワード」と呼ばれることもあります。

私の場合、ネットショッピング、インターネットバンキング、メール関係などの重要なWebサービスは全て2段階認証にしています。

2段階認証、簡単に言えば、Webサービスのログイン時に、パスワードに加えて、スマホに送られる、セキュリティコードの入力が必要になるログイン方法です。

このセキュリティコードは、登録したスマホ(自分が持っているスマホ)に、SMS(シートメール)または専用の認証アプリで送られてきます。そのため、事前に自分のスマホの電話番号を登録する必要があります。

2段階認証を使うことで、万が一、パスワードが漏れても、他のサービスと同じパスワードを使っていても、大丈夫です。



なお、SMSで受け取った方が簡単な場合がありますので、スマホでSMSが受信可能になっているか事前に確認下さい。

《補足》SMS受信可能設定方法-ドコモの機種「SH-04F」の場合

①ドコモメールの初期画面で右下の[その他]をタップ
②メニューから[メール設定]をタップ
③メール設定のメニューから[ドコモメールサイト設定]をタップ
④ブラウザを開き、ドコモのお客さまサポートで、dアカウントのID、パスワードを入力
⑤各種メニューから[SMS拒否設定]をタップ
⑥拒否・受信設定で[全て受信する]をタップ


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どうしてパスワードが見破られるのか? パスワードを狙う攻撃とは

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①ブルートフォース攻撃

攻撃者が総当たりで数字や文字の組み合わせを試して、不正にログインしようとする攻撃です。なお、パスワードを見破る攻撃で、桁数の短いパスワード、例えば

”英字4桁のパスワードは約3秒”
”英字6桁のパスワードでも約37分”

で、簡単に見破られるそうです。これは、2008年当時の数値なので今はもっと短い時間で見破られます。

②辞書攻撃

辞書にある単語や、パスワードによく使われる文字列の集まりを試して、不正にログインしようとする攻撃です。過去に流出したパスワードは攻撃者の間で広く知られ活用されます。

③個人情報を使った攻撃

個人の属性からパスワードを推測する方法で、パスワードとして、誕生日やペットの名前を試してみるというもの。有名人がメールやSNSを盗み見られたりする被害に遭うのはこのパターン。

④パスワードリスト攻撃(不正に入手したパスワードを使って不正アクセス)

Webサイトから漏洩した情報を使って、別のWebサイトに不正ログインしようとする攻撃。どんなに複雑なパスワードを設定しても、パスワードを使い回していると、1回の漏洩ですべてのWebサイトが不正ログインされてしまいます。

⑤ウイルスやフィッシング詐欺によるパスワード漏洩

インターネットバンキングの不正送金の多くでは、ウイルスが悪用されています。また、フィッシング詐欺も多発しており、犯人は、金融機関をかたる偽メールを送信し、ネットバンキングのWebサイトに見せかけた偽サイトにユーザーを誘導し、パスワードなどを入力させて盗みます。

⑥サイバー攻撃によるWebサイトからのパスワードなどの情報流出

Webサービスのサイトがセキュリティ面で問題があると、攻撃者のサイバー攻撃により、いともたやすく会員情報が流出します。


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【2段階認証】とは、Webサービスを安全に活用する最強の方法

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Webサービスの2段階認証は、①パスワードに加えて、②セキュリティコードの入力が必要になるログイン方法です。

*セキュリティコードは確認コードと呼ばれることもあります。

2段階認証時に使用する“セキュリティコード”は、ID・パスワードを入力後、登録したスマホに送られてきます。

なお、スマホに送られる方法は以下の2つの方法です。①のSMSの方が手順は簡単かもしれません。

①SMS(ショートメール)または指定のメールアドレスに送られてくる
②認証専用のアプリをインストールして“セキュリティコード”を確認する

なお、以上のことから、2段階認証時には、スマホの電話番号の登録が必要になります。

このように、登録した自分のスマホでないと「セキュリティコード」が発行できないため、他人が不正利用する危険性が極端に少なくなります。

また、この「セキュリティコード」は時間毎に変化するので、見破られることは基本的にありません。

万が一、他のサービスと同じパスワードを使っていても、パスワードが漏れても大丈夫な、Webサービスを安全に活用する最強の方法です。

「2段階認証」、とても面倒なようですが、画面操作により、次回以降セキュリティコードの入力を省略することができます。

なお、銀行のインターネットバンキングで使われる「ワンタイムパスワード」も、「2段階認証」と同じと考えて良いですね。パスワードを入力後に、一定時間ごとに変更されるパスワード「ワンタイムパスワード」を入力させる方法です。

重要なWebサービスの”2段階認証”は以下で紹介されています。2段階認証を実施する前に、まずは一読してから実施下さい。

 Amazon 2段階認証
 https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202073820

 Yahoo! Japan 2段階認証 *Yahoo!の場合、ワンタイムパスワード(OTP)
 https://id.yahoo.co.jp/security/otp.html

 Google 2段階認証
 https://support.google.com/accounts/answer/185839?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja

 Dropbox 2段階認証
 https://www.dropbox.com/ja/help/security/enable-two-step-verification

 Microsoft 2段階認証
 https://support.microsoft.com/ja-jp/help/12408/microsoft-account-how-to-use-two-step-verification

 ドコモ 2段階認証
 https://id.smt.docomo.ne.jp/src/utility/twostepauth_flow.html

以下は、Amazon、Yahoo! Japanの2段階認証方法です。




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2段階認証の注意すべき点は

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①2段階認証のセキュリティコードは、自分のスマホにSMS(ショートメール)または認証アプリで発行されます。そのため、事前に、SMSの受信を有効にするか、認証アプリをインストールする必要があります。

②パソコンやスマホで、端末毎・アプリ毎に、パスワードに加え「セキュリティコード」を入力しなければならないので不便になります。

ただし、「セキュリティコード」を入力する際に、次回からは[入力を不要にする]のような項目のチェックボックスを”オン”にして入力すると、次回からは入力が不要になります。

③2段階認証を活用しても、パソコンやスマホを紛失した場合、簡単に悪用されるので、パソコン立ち上げ時のログインパスワード入力や、スマホでの画面ロックは必ず活用ください。

④2段階認証にして不便な場合は、簡単な操作で2段階認証を無効にできます。ただし、この場合は、パスワードを安全なものにしてください。

2段階認証を使わない場合、パスワードは、少なくとも12文字以上で、英文字の小文字・大文字、数字を混合させ、定期的に更新します。


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重要なWebサービスの”2段階認証”実施手順

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以下に、私が実施した重要なWebサービスの”2段階認証の手順”を紹介しますので、参考にして下さい。

 Amazonの”2段階認証”活用方法
 http://lifesecurityup.blogspot.com/2017/06/amazon2.html

 Yahoo! Japanの”2段階認証”活用方法(ワンタイムパスワード)
 http://lifesecurityup.blogspot.com/2017/05/yahoo-japanid.html

 Googleの”2段階認証”活用方法
 http://lifesecurityup.blogspot.com/2014/09/500google2.html

 Dropboxの”2段階認証”活用方法
 http://lifesecurityup.blogspot.com/2014/10/dropboxid.html

 Microsoftの”2段階認証”活用方法
 http://lifesecurityup.blogspot.jp/2015/08/microsoft2.html

 ドコモの”2段階認証”活用方法
 https://lifesecurityup.blogspot.com/2018/11/2.html

2018年11月14日水曜日

PWAって一体何? 実はWebサービスのアプリ化 表示も高速で安定

新たなアプリの形として、今話題のPWA(プログレッシブウェブアプリ)。日本でもPWAを採用する企業が出始めているようです。

PWAは、ブラウザで見る「Twitteer」や「Google フォト」などのWebサービスを、まるでデスクトップアプリのように扱うことができます。PWAは、ブラウザのエンジンを利用したアプリで、Googleが提唱し、Microsoftもプッシュしています。

PWAは、アドレスバーなしの単独ウィンドウで表示され、表示も高速で安定しており、、パソコン、スマホで普及しつつあります。

このPWA、サイトで調べてもチンプンカンプンでしたが、少し分かってきたので、現時点の内容で紹介します。なお、実際に使ってみると、あーなるほど、これがPWAかと分かります。今回、PWAのインストール方法を紹介しますので、ぜひ一度使ってみて下さい。

なお、実際に、「Twitter Lite」と「Google フォト」を使ってみましたが、ブラウザで使うより、表示が高速で、なかなか良いですね。



Progressive Web Apps(PWA)という用語は、2015年にGoogleのエンジニアが作りました。Chromeだけでなく、多くのWebブラウザでサポートされつつあります。

現在(2018年11月)、このPWAがサポートされているのは、「Twitter Lite」、「Google フォト」などの一部のWebサービスに限定されていますが、これから増えてくると思います。

また、ネイティブアプリはAndroidやiOSなど、OSに依存しているため、個別の対応が必要ですが、PWAはOSに依存せず、あくまでもWebサイト上で機能するので、OSごとの対応が必要なく開発の手間が省けるのも、これから普及する要因になると思います。


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PWA(Progressive Web Apps)の特徴

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①インストールが簡単
ブラウザで、PWA対応のWebページを開き、ホーム画面にインストールして、そこから起動可能。

②ネイティブアプリのように動作
アドレスバーといったWebブラウザーのUIを持たない(エンジンはWebブラウザーを利用している)。

③高速化とオフライン動作
バックグラウンド動作の仕組みを利用し、キャッシュを活用した高速化やオフライン動作、プッシュ通知を実現。

④アプリの安定性(主にネットワークが不安定なときの処理)
PWAではアプリの処理に関してきめ細かな制御ができ、その結果、アプリの動作も安定。たとえば、ネットワークが不安定な場合には状態が改善するまでリクエストを保留。

⑤常に最新
Webアプリケーションを更新すれば、PWAアプリも更新される。


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PWAのインストール方法(パソコン編)

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PWAを使う方法は、ブラウザChromeでWebサービスを開き、そこから、アプリとしてインストールして利用します。

①ChromeでPWA対応のWebページを開く

例:
 Twitter Lite https://mobile.twitter.com/home
 Google フォト https://photos.google.com/?hl=ja


②Chrome右上の[…]メニューを開き、[「***」をインストールしています]というメニューが表示されるので、これをクリック

③確認ダイアログが現れるので、[インストール]ボタンをクリック

④デスクトップにWebアプリケーションのショートカットが追加され、PWAが表示される(アドレスバーなしの単独ウィンドウで表示)




(注)[「***」をインストールしています]メニューが表示されない場合

“chrome:flags”画面で“Desktop PWA”という項目を検索し、”Desktop PWAs”の項目のオプション値を“Enabled”に切り替え、「Google Chrome」を再起動してみてください。

(注)PWAのアンインストール(Chromeのアプリ削除)

①Chromeの新しいタブで ”chrome://apps” を開きます。
②アプリを右クリックして [Chrome から削除] を選択します。
③アプリを削除するかどうかの確認メッセージが表示されます。[削除] をクリックします。


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PWAのインストール方法(スマホ:Android編)

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①ChromeでPWA対応のWebページを開き、画面下の[ホーム画面に***を追加]をタップ

②ホーム画面に追加の画面で[追加]をタップ

③ホーム画面にショートカットが追加され、PWAが利用可能



参考:

「Google Chrome 67」はデスクトップ“PWA”をサポート!……で、“PWA”って何? - やじうまの杜 - 窓の杜
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/yajiuma/1129686.html

徹底解説!なぜ今PWA(プログレッシブウェブアプリ)が注目されているのか? | モナカプレス
https://press.monaca.io/bryan/1912

Windows 10 1803の新機能「PWA」とは? PWAのUWPアプリ化を試してみる:CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/10837

アプリをインストールする、管理する - Chrome ウェブストア ヘルプ - https://support.google.com/chrome_webstore/answer/1053346?hl=ja

2018年11月13日火曜日

ドコモオンラインショップでスマホ不正購入される被害 防ぐ方法は「2段階認証」活用

ドコモのオンラインストア「ドコモオンラインショップ」がリスト型攻撃による不正ログインを受け、知らないうちに自分のアカウントでiPhone Xを買われ、代金が請求される被害が約1000件発生した事件。本当に驚きましたね。

パスワードを簡単にしたり、複数のサービスで同じパスワードを使い回していると、このような被害に会う危険があります。

なお、根本的な対策は、パスワードに加え、セキュリティコードによる認証が必要な「2段階認証」を活用することです。今回は、このドコモの2段階認証方法について紹介します(2段階認証の基本も確認)。



なお、今回のドコモの被害、下記記事によると、不正ログインは約1800件あり、うち約1000件で「iPhone X」が不正購入。8月5日以降、被害にあった顧客から問い合わせがあり発覚。

 「iPhone X」不正購入被害1000件 「ドコモオンラインショップ」に不正ログイン、リスト型攻撃で - ITmedia NEWS
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1808/13/news084.html

今回の「リスト型攻撃」とは、他社などから流出したID・パスワードのリストを使って不正ログインする手法、被害を防ぐには、同じID・パスワードを使い回さないことが重要です。

ただし、「リスト攻撃」以外にも、様々な不正アクセスの攻撃があり、IDやパスワードを簡単にしていると簡単に自分のアカウントにアクセスされ、不正購入される危険があります。

そのため、このような不正アクセス・不正購入を防ぐには、パスワードによる認証に加え、スマホに送信されるセキュリティコードによる認証が必要な「2段階認証」を活用することが大事です。

なお、2段階認証は画面操作により、次回以降セキュリティコードの入力を省略することができます

参考:
ドコモからのお知らせ : 不正なアクセス対策としての「2段階認証」ご利用のお願い | お知らせ | NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/180814_00_m.html


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ドコモ 2段階認証方法

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ドコモの2段階認証、パソコンでは、以下の手順で設定できます。スマホでの方法は以下を参照下さい。

 スマホでの方法: 2段階認証を設定・変更する | dアカウント
 https://id.smt.docomo.ne.jp/src/appli/twostepauth_flow.html

1.2段階認証設定のサイトにアクセス

ドコモ 2段階認証を設定する 
https://id.smt.docomo.ne.jp/cgi7/id/otpconf

2.dアカウントのID、パスワードでログイン

3.2段階認証設定の画面が表示

4.2段階認証設定の「設定する」をクリック

5.2段階認証の利用設定

①、②の方法がありますが、①セキュリティコードで2段階認証 が簡単です。

①セキュリティコードで2段階認証
IDパスワードを入力した際、設定した送信先にSMSで届く6桁のセキュリティコードを入力することで2段階認証を行います。

②アプリで2段階認証で2段階認証
ID/パスワードを入力した際、設定した端末のアプリで「はい/いいえ」を選択することで2段階認証を行います。


参考:
2段階認証とは | dアカウント
https://id.smt.docomo.ne.jp/src/utility/twostepauth.html


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2段階認証の基本

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①パスワードに加えて、②セキュリティコードの入力が必要になるログイン方法で、②セキュリティコードは、あらかじめ登録したスマホで入手します。

つまり、自分が持っているスマホでないと「セキュリティコード」が発行できないため、パスワードなどが流出しても安全です。

なお、2回目以降の「セキュリティコード」入力は省略することも可能です。この方法だと、万が一、他のサービスと同じパスワードを使っていても、パスワードが漏れても、大丈夫です。


以下に、私がまとめた重要なWebサービスの”2段階認証”を紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。一部、時間的に古い記事もありますので、操作方法が変わっている場合もあります。

 Amazonの2段階認証でアカウントの不正利用を防ごう!
 http://lifesecurityup.blogspot.com/2017/06/amazon2.html

 Yahoo! Japanの2段階認証(ワンタイムパスワード)で不正利用を防ごう!
 http://lifesecurityup.blogspot.com/2017/05/yahoo-japanid.html

 Googleの”2段階認証”について
 http://lifesecurityup.blogspot.com/2014/09/500google2.html

 Dropboxの”2段階認証”について
 http://lifesecurityup.blogspot.com/2014/10/dropboxid.html

 Microsoftの”2段階認証”について
 http://lifesecurityup.blogspot.jp/2015/08/microsoft2.html


(注)「ワンタイムパスワード」も2段階認証と同じ

なお、銀行のインターネットバンキングで使われる「ワンタイムパスワード」も、「2段階認証」と同じと考えて良いですね。

現金の移動が伴う場合には、パスワードを入力後に、一定時間ごとに変更されるパスワード「ワンタイムパスワード」を入力させる方法です。

Yahoo! Japanでも、2段階認証、「ワンタイムパスワード」と言われています。


2018年11月2日金曜日

メール・SNSなどにある怪しいURLの【安全チェックサービス】紹介

メール、SNSなどにあるURL、これって安全なの?と疑問に思ったことがありませんか? また、短縮されたURLは、本当に大丈夫なサイトなのかどうか分かりづらいですね。

こんなとき役立つ、怪しいURL(Webサイト)の安全性をチェックするサービスを紹介します。これらのサービスは、URLをクリックしてサイトを開かなくても、Webサイトの安全性を確認することができます。

ここで紹介するWebサイト安全性チェックサイトは、URL(短縮URLもOK)を入力すれば、URLをクリックしてサイトを開かなくても、安全性を確認してくれるので、助かります。

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①トレンドマイクロ「Webサイトの安全性の評価サービス」 Trend Micro Site Safety Center
 https://global.sitesafety.trendmicro.com/?cc=jp

ある迷惑メールのURLをチェックしたら、危険なサイト(フッシング詐欺サイト)と判断してくれました。怪しいURLの安全性確認には最適です。

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②ファイルやWebサイトの安全性検査サービス「VirusTotal」(ウイルストータル)
 https://www.virustotal.com/ja/

VirusTotalは、ファイルやWebサイトの安全性を検査できるWebツール。複数のウイルス対策ソフトを用いてチェックをするのが特徴です。

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③サイト情報確認サービス「aguse」
 https://www.aguse.jp/

ある迷惑メールのURLをチェックしたら、何故か?OKとなりました。Webサイトの危険性チェックというより、サイトの基本情報、証明書の情報(SSLサイトの場合)などの確認に利用したほうが良いと思います。


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トレンドマイクロの「Webサイトの安全性の評価サービス」
Trend Micro Site Safety Center

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https://global.sitesafety.trendmicro.com/?cc=jp

Webサイトの経年数、ホストの場所や変更の履歴、不正プログラムの挙動分析による疑わしい活動の痕跡などからWebサイトを評価(Webレピュテーション)。Webのウイルス感染、ファーミング詐欺、フィッシング詐欺のチェックが可能。

Webレピュテーションがチェックするもの

①ウイルス感染や改竄履歴
②フィッシング・ファーミングサイトかどうか
③スパム送信元か
④変更履歴などその他もろもろ





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ファイルやWebサイトの安全性検査サービス「VirusTotal」(ウイルストータル)

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https://www.virustotal.com/ja/

VirusTotalは、ファイルやWebサイトの安全性を検査できるWebツール。複数のウイルス対策ソフトでチェックをするのが特徴です。

VirusTotalを利用すると、50種類以上ものセキュリティ対策ソフト、URLの検査エンジンを使ってファイルやサイトをチェックするので、より多くの“目線”で検査ができます。

なお、URLをチェックする場合は、[URL]タブでURLを入力し、[スキャンする]をクリックします。

なお、複数のウイルス対策ソフトでチェックするので、複数の結果が表示されます。結果がバラバラになることがありますが、Malicious site(悪意のあるウェブサイト)、Phishing site(フッシング詐欺サイト)のような、NG結果が一つでもあれば、危険なサイトと判断した方が無難ですね。

ファイルを検査するには、[ファイル]タブで[ファイルを選択]をクリックしてファイルを指定し、[スキャンする]をクリックします。




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サイト情報確認サービス「aguse」

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*正式にはセキュリティチェックツールだが、サイト関連情報の確認に利用するほうが良い

https://www.aguse.jp/

*ある惑メールのURLのチェック結果
ある迷惑メールのURL、トレンドマイクロの「Webサイトの安全性の評価サービス」では危険なサイトと判断されましたが、このサービスではOKとなりました。Webサイトの危険性チェックというより、サイトの基本情報、証明書の情報(SSLサイトの場合)などのサイト関連情報の確認に利用したほうが良いと思います。

調査したいWebサイトのURLを入力することにより、サイトの関連情報を表示し、サイトの安全性を確認します。その他に、メールヘッダのセキュリティチェックも行えます。

Webサイト調査の使用例
①SPAMメールに付いてくるURLの先がどうなっているのかを調べる。
②自分が興味あるサイトをどこの誰が運営しているのかを調べる。

調査したいURLを入力して検索すると、以下のような情報を得ることができます。

・サイトの基本情報
・マルウェアチェック
・証明書の情報(SSLサイトの場合)
・URLリンク情報
・サーバ位置情報
・DNS情報
・URLブラックリスト判定結果

「aguse」を使えば、こうしたサイトに関するさまざまな情報を、オールインワンで取得できるため、個別にあれこれ調べる手間が省けます。