“bps(ビーピーエス)”は通信速度の基本単位で、その前にK、M、Gをつけて、“Kbps(キロ ビーピーエス)”、”Mbps(メガ ビーピーエス)”、”Gbps(ギガ ビーピーエス)”で、インターネットの通信速度を表現します。
Kbps、Mbps、Gbpsにつれて通信速度が大きくなり、“Kbps”の1,000倍が”Mbps”、さらに、その1,000倍が”Gbps“になります。
インターネットなどでの回線を流れるデータの速さを「**Mbps(メガ ビーピーエス)」という表現で表します。これは”一秒間に伝えることができるデータ量”を示した数値です。
通信速度も、私がインターネットを始めた頃は、”** Kbps”でしたが、今は、”** Mbps”と1000倍になりました。技術の進歩はすごいですね。
通信の速さは、水道管の太さと同じです。
水道管が太ければ、たくさんの水を流せるように、通信速度が速ければ、多くのデータを速く伝送できます。例えば、データ通信速度が「10Mbps」と「100Mbps」との違いは、データの伝わる速さが10倍になるということです。
なお、通信速度の基本単位は「bps」で、多くの場合、その100万倍の「Mbps」が使われます。
bps = 1秒間に伝送されるビット数
英数字1文字は8ビット、日本語1文字は16ビットで送信
Mbps= 1秒間に100万(=10の6乗)ビットのデータを送れる単位
約12万文字の英文字を送信する速度
約6万文字の日本語を送信する速度
なお、データの大きさの基本単位はB(バイト)で、通信の速さの基本単位はb(ビット)で、その関係は、以下になります。
B(バイト) = 8*b(ビット)
■実例1 1曲分4MBの音楽データを10Mbpsの速度の通信回線で送った場合、通信にかかる時間は約3秒
4MB(バイト)=4M✕8 b(ビット)=32Mb
32Mb÷10Mbps=3.2秒かかります
■実例2 500MBの動画を10Mbpsの速度の通信回線で送った場合、通信にかかる時間は約400秒(約7分)
500MB(バイト)=500M✕8 b(ビット)=4000Mb
4000Mb÷10Mbps=400秒かかります
《補足》B(バイト)とb(ビット)の違い
データの大きさの基本単位はB(バイト)
”B(バイト)”という単位は、”英文字 1文字分”(半角)の大きさ。
通信の速さの基本単位はb(ビット)
通信は信号のオン/オフ(電圧の高/低など)によって情報を伝えることから、1(オン)または0(オフ)の最小単位をb(ビット)といいます。通信速度のbpsは、一秒間に送信できるビット数になります。
B(バイト)=8✕b(ビット)
1Bは8b(ビット)で表現されます。