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2018年4月22日日曜日

SNS・Twitter・ブログにおける 写真公開の危険性と対策

今は、SNS・Twitter・ブログなどで写真を公開することが増えました。でも、この写真の公開、実に様々な危険が潜んでいます。

安易に写真を公開すると、自宅や個人が特定されたり、一緒に写っている人からクレームが来たり、犯罪に巻き込まれたりします。インターネットで写真を公開する危険性を知った上で、写真を公開する必要があります。

例えば、近所で撮った写真が複数枚あるだけで、住んでいるエリアまで、簡単に特定されます。家の外観が写っていれば住所特定も難しくはありません。

更に、写真データにはExif(イグジフ)情報といって、撮影に関する情報が記録された領域があり、その中には撮影場所の位置情報(GPS情報)などがあり、位置情報や撮影日時まで細かに割り出すことが可能です。


《写真を公開する危険性》

①写真に写っている内容から場所を特定される
②写真データのExif(イグジフ)のGPS情報から場所を特定される
③他人(友人も含む)が写っている写真を公開して「肖像権」を侵害する
④子どもの写真を児童性愛者に悪用される

これ以外にも、写真を公開する危険性は、まだまだあると思います。

さらに、専門家は、ブログなどに載せた写真から指紋の情報が盗まれるリスクがあると指摘しています。ピントが合っていれば、指紋情報を抜き出すことができるという時代にまできています。


《私が写真を公開する場合、注意している点》

①家族、親戚、友人の写真は公開しない
②他人が写った写真は公開しない
③動画を公開するときは他人が写った部分はカットして公開
④自宅の写真は公開しない
⑤自宅の付近の写真は公開しない

ちなみに、スマホの写真を公開することが多いので、位置情報(GPS情報)が記録されないよう、写真アプリは”位置情報を記録しない設定”にしています。


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写真には色々な情報が載っている

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写真から読み取れる情報には、主に以下があります。

①被写体(人物)
②風景(場所)
③撮影日時
④撮影場所(GPS情報)

特に写真の「被写体」と「風景」について、一緒に映り込んだ人や一般家屋等から他人のプライバシーを侵害する場合があります。

写真をSNSに載せる場合には、基本的に、一緒に写っている人に了解を得なければいけません。そうしないと「肖像権」で訴えられる可能性があります。

他人が写り込んでいる風景写真を公開し、その写真から大きなトラブルとなる可能性もあります。

なお、公開範囲は友人だけだからOKとも限りません。

SNSで「友人のみ」の公開設定で記事を投稿し、閲覧した友人が面白い記事だと思い、シェアやコピー等を行って発信したら、誰もが見られる情報となります。

また、匿名だから、どんな写真も公開してOKとは限りません。

これまで投稿した「記事」や「写真」、登録されている「友人情報」等から、最終的に住まい等の個人情報にまでたどり着き、個人を特定される可能性があります。

もし、写真にGPS位置情報が載っていた場合には、撮影場所を特定され、それが自宅の写真だったらすぐに個人を特定されます。

なお、スマホのアプリには”位置情報を記録する設定”があるので、写真アプリを使う前に、必ず、この設定をOFFにしてください。


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友人が写った写真でも公開する場合は本人の許可が必要

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「肖像権(しょうぞうけん)」というのは、むやみに自分の写真や名前などを公表されて、嫌な思いをしないための権利です。

各個人は、自分の顔写真や肖像画(似顔絵も含む)を、勝手に使われないようにする権利を持っています。

従って、他人を映した写真、肖像画の類をWebページ等に掲載する場合には、映っている本人の許可が必要です。街を歩いている人を撮影した場合も、その人の許可なく勝手に写真を掲載できません。

親しい友人であっても、本人の了解をとるのがエチケットです。この肖像権は、どこの法律にも出てきませんが、著作権法上の問題として良く議論されます。


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有名人が写った写真を公開すると「パブリシティ権違反」

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タレント等の有名人の場合、顔写真や名前を使って利益を得ることができるので、肖像権以外に氏名・肖像を利用する権利、パブリシティ権というものがあります。

パブリシティ権は、有名人の氏名・肖像は、コマーシャル等に利用することで経済的な利益を上げることができるので、それを保護しようというものです。

そのため、有名人の写真を無断でSNSなどに使用することは、パブリシティ権の侵害となるので、基本的に有名人の写真は載せてはいけません。


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子どもの写真をSNSにアップする時の注意点

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下記の記事に「子どもの写真をSNSにアップする時の注意点」が掲載されており、とても参考になりました。

 我が子の写真、うっかりアップ トラブルや悪用防ぐには 朝日新聞 2018年4月14日
 https://www.asahi.com/articles/ASL495757L49UTFL00C.html


①他人の子を無許可でアップしない(自分の孫でも)
・・・許可を取ったつもりでも、嫌がっている場合がある

②将来、子どもがみて恥ずかしくないか
・・・肌の露出が多い場合は注意が必要

③個人が特定されないか
・・・背景に写った自宅の外観や、写り込んだ封筒の宛名で住所を特定されることもある

④公開範囲
・・・安易なハッシュタグ(#)は使わない。「#」をつけると、キーワードを入力するだけで、多くの投稿を見つけることができる。

この記事によると、ある幼稚園が保護者への報告のため、お泊まり保育でお風呂に入ったり、プールで遊んだりする園児の写真をブログ公開。しかし、その写真が児童性愛者を名乗る人たちのサイトに掲載されていたそうです。性的な部分を強調する加工が施され、転載が繰り返されていたそうで恐ろしいですね。


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写真の中に埋め込まれる情報「Exif」とは

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「Exif」(Exchangeable image file format)には以下のようなものがあります。

・いつ撮影したか
・何のカメラで撮影したか
・どういう設定で撮影したか(絞りやシャッタースピードとか)
・位置情報(緯度・経度・標高・方角、等)

この埋め込まれる情報の中に位置情報が含まれます。緯度・経度の他にも撮影方角まで分かります。


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位置情報の”GPS”とは

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GPSとはGlobal Positioning System(全地球的測位システム)と呼ばれる、「位置を知るための仕組み」です。GPSは、地球を回る24個の衛星から発信される電波を利用して位置を計算します。

GPS機能を有効にしていると、写真のExifに記録されます。スマホで撮影する場合や、GPS機能付きのカメラで撮影している場合は注意が必要です。

ただし、GPSデータがExifに記録されること自体は悪いことではありません。撮った場所を管理したり、便利な使い方ができます。問題となるのは、このGPSデータ付きの写真をネット上に公開するときです。

なお、スマホのアプリには”位置情報を記録する設定”があるので、写真アプリを使う前に、必ず、この設定をOFFにしてください。