2017年10月29日日曜日

スマホのバッテリーが大幅低下するようになったときの対処方法とは

使っているスマホのバッテリーが急に大幅に低下するようになった。

何故だろうと考え調べていくうちに、最近インストールした歩数計アプリが影響すると分かった。

歩数計アプリによっては、歩数と共に歩いた位置情報を記録していくアプリもあり、常に位置情報を取得し続けるので、電池の消費が激しくなる。

結局、この歩数計アプリを削除することで、バッテリーの大幅低下が無くなったが、急にバッテリーが大幅低下するようになったら、最近、インストールしたアプリを疑うのが一番良い方法かもしれません。

また、今回バッテリー低下を調べていくうちに、以前から使っているアプリもバッテリーを大幅に低下させているものが分かりました。

今回は、どうすれば、スマホのバッテリー低下を押さえることができるか、私の方法を少し紹介したいと思います。また、スマホのバッテリーを長持ちさせる方法についても紹介します。

なお、Androidスマホで、バッテリーの劣化情報を見る方法が、機種によっては標準でサポートしていますので、バッテリーが正常なのかも確認する必要があります。

[設定]の 一番下の[端末情報]の[端末の状態]< [電池の状態]タップで、内蔵電池の充電能力を見ることができます。充電能力が低下したらバッテリーの交換時期ですね。




■ スマホのバッテリー低下を押さえる方法 その1

■  バッテリーを消耗しているアプリを削除する


①バッテリーを使いすぎているアプリを探し削除する *具体例を画像で紹介

私は、節電アプリ「Battery Mix (バッテリーミックス)」を利用して、バッテリーを大幅に使用しているアプリを探して削除しました。

また、[設定]の [省エネ&バッテリー]の[電池]タップで、電池使用の詳細を知ることができ、ここから、バッテリーを大幅に使用しているアプリを探すことができます。なお、節電アプリ「Battery Mix」とは違う結果になっているのが不思議ですが・・・


②急にバッテリーが大幅に低下するようになったら、最近インストールしたアプリを疑い、必要であれば削除する。


③使わないアプリは削除する

意外とスマホには多くのアプリがインストールされています。裏で実行しバッテリーを消耗するアプリもあるので、不要なアプリは削除しましょう。


[バッテリーを使っているアプリ調査の具体例]





《補足》Androidでアプリを削除する方法

①「設定」の「アプリ」から、1個1個、アプリを削除する

②「ホーム画面」のアプリアイコンを長押しすると、画面上部に「アンインストール」メニューが表示されるので、アイコンをドラッグ&ドロップでそのメニューの上に移動し削除する。

③「専用のアプリ」を利用して、複数のアプリを一括削除する

複数のアプリを一括削除するアプリ「超便利アンインストール」を私は使っています。ただし、このソフト、一部、英語表記があるので、操作方法が分かりづらいですね。アプリに慣れていない方にはお勧めしません。

なお、Androidに最初から入っているプリインストール系の標準アプリの場合は削除できない仕様となっていますが、アプリの機能自体を無効にするで、Androidの動作を軽くすることはできます。「設定」より「アプリ」一覧を表示し、対象のアプリ詳細画面より「無効にする」を選択すればOKです。

参考情報:
 Androidで複数のアプリを一括削除・アンインストールする方法
 https://appbu.jp/android-uninstaller



■ スマホのバッテリー低下を押さえる方法 その2

■  不要な通信を止める(Wi-Fi、Bluetooth、GPS)


スマホは分からないところで通信をしています。代表的なものが以下ですが、これらの通信を実行していると、意外とバッテリーを消費します。必要で無ければ通信を停止しましょう。

代表的な通信にWi-Fi、Bluetooth、GPSがありますが、特に、Wi-Fiはバッテリーを消耗するようです。


なお、通信を停止すると、対応する利用サービスが使えなくなるので注意下さい。

 a.Bluetooth (ブルートゥース)を停止
 
  イヤホンやスピーカーなどの周辺機器をワイヤレスで利用することを
  可能にする通信です。[設定]の”無線とネットワーク”で”OFF”にします。
  

 b. GPS(全地球測位システム)を停止
 
  現在地を測定する、いわゆる位置情報サービスです。地図アプリをはじめ、
  気象情報アプリ、紛失対策アプリなど、さまざまなもので利用されます。
  [設定]の”ユーザー設定”の[位置情報]で”OFF”にします。
 
 c.Wi-Fi (無線LAN)を停止

  無線でネットワークに接続する技術のこと。これがオンになっていると、
  つねにアクセスポイントを探し求めるようになり、バッテリーを消費します。
      [設定]の”ユーザー設定”の[位置情報]で”OFF”にします。



■ スマホのバッテリーを長持ちさせる方法


下記の参考情報を参考に紹介します。このサイトで、詳しい内容が紹介されていますので、参考にして下さい。

 参考情報:
  スマホのバッテリーを長持ちさせる方法!節電と劣化を防ぐコツ
  https://securitynavi.jp/3288

多くのスマホに使われているリチウムイオン電池は、充電をくり返すと劣化し、最大容量が少しずつ少なくなります。一般的に充電約500回で新品の50~70%ほどまで劣化すると言われていますので、毎日充電すると、約1年半で容量が半分くらいになる計算ですね。

頻繁に充電しなくても、ある程度年数が経過したら、バッテリー自体を交換する必要があるのもこの理由です。バッテリーの寿命・交換時期は、一般的に1~2年と言われています。

なお、Androidスマホで、バッテリーの劣化情報を見る方法が、機種によっては標準でサポートしています。

[設定]の 一番下の[端末情報]の[端末の状態]< [電池の状態]タップで、内蔵電池の充電能力を見ることができます。

《充電時の注意事項》

なお、充電時の注意事項について、上記のサイトの情報をもとに以下に紹介します。

①満タンの状態で充電し続けない、ひんぱんに充電しない

継ぎ足しの細かい充電が繰り返され、充電と放電の回数が増えることで、電池を劣化させます。充電が100%になったら、充電コードを抜きましょう。充電したまま寝る、少し使うたびに充電するのも避けます。

②充電しながらスマホを長時間使わない、熱いところに放置しない

充電しながら使うとバッテリーが発熱して熱くなり、スマホ本体も熱くなります。バッテリーは熱に弱いため、発熱状態が続くと劣化が早まります。スマホが熱くなったら電源を切って使用をやめるか、夏場の炎天下や冬、暖房機器の近くに放置するのは避けましょう。

③残量0%で長時間放置しない

バッテリーが空のまま放置すると、過放電となり劣化につながります。残量20~90%ほどで使うのがおすすめです。