2016年9月13日火曜日

Google検索の基本と便利ワザを紹介(画像付き)

インターネットには多くの情報があり、必要な情報を見つけるのは、とても大変。そこで活躍するのが、「Google」、「Yahoo! JAPAN」の検索(検索エンジンとも言います)です。

  検索を使いこなす=インターネットを使いこなす
  
ことにつながりますね。



このインターネットの検索、単純な検索以外に、様々な検索が可能になっています。今回は、15年近くGoogle検索を活用してきた経験から、Google検索の基本と便利ワザを紹介します。


また、意外に知られていない、自由に使える画像を探す方法、検索結果から不適切なコンテンツを除外する「セーフサーチ」機能を紹介します。


 Google  https://www.google.co.jp
https://www.google.co.jp


Yahoo! JAPANの検索については、以下にまとめました、参考にして下さい。

 Yahoo! JAPAN検索の基本&使ってみたい便利ワザ(画像付き)
 http://lifesecurityup.blogspot.com/2016/09/yahoo-japan.html




なお、以前、インターネット検索に関し、興味深い内容が発表されました。

  ネット検索には中高年の脳機能を向上させる効果~米大学が研究
  http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/10/15/21177.html

読書の最中には、脳の中の言語、読書、記憶、視覚に関係する部位が働いていることが確認でき、ネット検索では、読書と同じ部位が活発に働いたのに加え、前頭部、側頭部、帯状束の部位もまた活発に働いていたそうです。

また、ネット検索の経験者・未経験者で結果に差が見られ、経験者は未経験者に比べて脳の活動が倍増していたとのことです。




■ 検索エンジンの使い方の基本は、言葉を並べる「絞り込み検索」


例) [温泉 九州](言葉の間はスペース)

言葉をスペースで区切り検索すると、全ての言葉が含まれるホームページが検索され、より早く必要なホームページが見つけられます。


この「絞り込み検索」は、すべての検索語を含むホームページを探すことから、「AND検索」とも呼ばれます。

九州の温泉のランキングを知りたいときは、例①は✕、例②は△、例③が◯

例①:[温泉]で検索すると、たくさんのホームページが検索される

例②:[温泉 九州]で検索しても、まだまだたくさんのホームページが検索される

例③:[温泉 九州 ランキング]で検索すると、見たいホームページが検索!!


なお、言葉が分からないときは、[○○とは](○○が不明の言葉)と検索します。

また、パソコンのトラブルやOfficeソフト操作も、検索語を上手く設定することで、トラブルの解決策を説明したホームページをすぐに見つけことができます。

例えば、表計算Excelのデータを1ページ内に収める方法を知りたいとき、「Excel 1ページ 収めたい」で検索すると、その方法が見つかります。






■ Google検索の基本


Google検索は世界中で一番人気の検索エンジンです。Google検索はシンプルな画面ですが、検索能力は抜群で、検索が早いですね。検索方法はYahoo! JAPANとほぼ同じです。

Google検索の主な機能には、ホームページを検索する「ウェブ検索」、「画像検索」、「動画検索」、「地図検索」があります。






■検索の基本

(1) すべてのキーワードを含む検索(AND検索)

例) [和食 そば] (単語と単語の間にスペース) この場合だと、和食とそばの両方が含まれるページを検索

(2) いずれかのキーワードを含む検索(OR検索)

例) [和食 OR 洋食]( OR は半角大文字で)  この場合だと、和食か又は洋食が含まれるページを検索

(3) マイナス検索:除外キーワードを指定し検索

例) [和食 -そば](半角マイナス記号の前にスペースが必要) この場合だと、和食の中からそばを除いたページを検索



■ Google検索の使ってみたい便利ワザ ~これ以外にもたくさん!


通常の検索以外に、様々な検索機能があります。私が、最近、よく使うのが期間指定検索。インターネットには過去の記事もたくさんあり、この検索機能をつかうと、最近の情報が検索できます。以下に便利な検索について紹介します。


■期間指定検索

最新のニュースや記事を探すのに便利なのが、期間を指定しての検索。この検索で、最近の1週間、1か月、1年間などの期間を指定して、記事を検索することができる。検索ツールをクリックして、期間を指定すれば期間指定検索が実行できます。

 ①検索実行後、「ツール」をクリック
 ②“期間指定なし”の▼をクリックし期間指定
 ③ 指定した期間内のホームページが検索


■フレーズ検索・・・言葉を「""」でくくって検索

[TV電話]の場合は、「TV」と「電話」に分けられ、各単語に一致する結果が表示されるので、たくさんの情報が検索されます。

しかし、["TV電話"]と、「""」でくくって、フレーズ検索にすると、「TV電話」が含まれるページのみが検索されます。



■電卓機能

検索ボックスに数式を入力します。これは意外に役立ちますね。

  検索例:
   「5+2*2」→検索結果で"9"と計算結果が表示されます。
   「10+234/6+5」(割り算は/)→検索結果で"54"と計算結果が表示されます。


■乗換案内

検索ボックスから路線検索ができます。検索ボックスに[乗車駅名から下車駅名]で検索できます。

  検索例: [博多から長崎]、[博多から鹿児島]


■ファイル形式を指定・・・検索語に”filetype:拡張子”を付ける

パワーポイント、エクセル、PDFのデータにまとめられた資料が欲しい時は、探したい資料のファイル形式(拡張子)を、演算子「filetype:」に付けて、検索条件に指定します。

  検索例:[環境問題 filetype:ppt]、 [環境問題 filetype:pdf]


■宅急便の配達状況を確認

追跡番号12桁をハイフンなしで検索するだけで、クロネコヤマト・佐川急便・
日本郵便の輸送状況をすぐに確認できます。

  検索例:[追跡番号(ハイフンなし)]


■見たいサイトが閲覧できないとき・・・URLの前に”Cache:”を付けて検索

見たいサイトが削除され見ることができないとき、「Cache:URL」で検索すれば、Googleがバックアップしているデータを閲覧することが可能です

  検索例:[Cache:URL]




■ 自由に使えるフリー画像検索



■方法① 画像検索で“パブリックドメイン”(権利が放棄され自由に使える意味)を検索語に加える


1.Google画像検索で、“パブリックドメイン”を検索語の中に加え検索。


例えば、コンピュータの自由に使える画像を探したい時は、

「コンピュータ クリップアート パブリックドメイン」

として検索。その結果、”コンピュータ”の画像でクリップアート形式で、フリーな画像候補を検索してくれます。



2.画像をクリックしていき、ライセンスが“パブリックドメイン”、または“CC0”を確認。


*パブリックドメイン(public domain):
 著作物や発明などの知的創作物について、知的財産権が発生していない状態
 または消滅したもの。権利が放棄され、自由に使える著作物。
 
*CC0(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ):
 権利が放棄され、自由に使える著作物。



■方法② 再利用できる画像を検索②~検索ツールでライセンスを指定


Google 検索では、検索オプションの [ライセンス] を使用して、再利用可能な画像を見つけることができます。


1.「検索ツール」をクリック


2.「ライセンス」をクリックして、ライセンス条件を指定

仕事で利用する場合は、「②」が最適
個人ブログなどで利用する場合は、「④」が最適

 ①ライセンスでフィルタリングしない
 ②改変後の再使用が許可された画像(非営利目的・商用目的でもOK)
 ③再使用が許可された画像    (非営利目的・商用目的でもOK)
 ④改変後の非営利目的での再使用が許可された画像
                 (非営利目的はOK、商用目的はNG)
 ⑤非営利目的での再使用が許可された画像
                 (非営利目的はOK、商用目的はNG)

3.使いたい画像のライセンスを確認

 ①使いたい画像をクリック
 ②大きく表示された画像をクリック
 ③ライセンスを確認

ライセンスが“パブリックドメイン”、または“CC0”を確認。

*CC0(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ):権利が放棄された著作物






■ 不適切なコンテンツを除外する「セーフサーチ」機能


「セーフサーチ」機能をつかうことで、検索結果から、アダルト コンテンツなどの不適切なコンテンツを除外することが可能です。

無料で簡単にできる機能なので、子供さんがいる人は、ぜひ使ってみて下さい。私のような大人でも役立ちますね。

なお、複数のブラウザーを使っている場合は、各ブラウザーでの設定が必要です。また、Cookie を削除すると、セーフサーチ設定がリセットされますので、注意下さい。

「セーフサーチ」機能は、下記サイトで設定します。

 Googleの「セーフサーチ」機能設定
 http://www.google.co.jp/preferences

  
  *セーフサーチを設定します