また、Amazonアカウントが第三者にばれると、クレジットカードが不正使用され、思わぬ請求が発生している場合もあります。
とにもかくにも、Amazonのアカウントが不正利用されないよう、最新の注意が必要です。まずは、パスワードを強化しましょう。次に、パスワードに加え、確認コードが必要な2段階認証を活用しましょう。
なお、2段階認証をスタートする場合、少々面倒な手続きが必要なので、今回は、2段階認証の設定方法、2段階認証を使用してサインインする方法を、画像付きで紹介します。
まずは、パスワードの強化から
Amazonのパスワードが簡単なものであったら危険です。パスワードは複雑なものにしましょう! 少なくとも12文字以上で、英文字の小文字・大文字、数字を混合することが大事です。
Amazon.co.jp ヘルプ: より安全なパスワードを設定する
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201909100
次に、2段階認証もぜひ活用しましょう!
サインインするときに、パスワードに加え確認コード(セキュリティコード)を入力するので、さらに安全になり、アカウントの不正アクセスを防ぐことができます。
なお、2段階認証、使ってみて面倒であれば、簡単に無効にできます。もし、2段階認証が合わない場合は無効して、必ずパスワードを強化しましょう。
[参考] 次のブログに、Google、Yahoo! Japanの”2段階認証”の方法をまとめていますので、参考にして下さい。
Googleの”2段階認証”について
http://lifesecurityup.blogspot.com/2014/09/500google2.html
Yahoo! JapanのID不正利用を防ぐ 「ワンタイムパスワード」 を活用しよう!
http://lifesecurityup.blogspot.com/2017/05/yahoo-japanid.html
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■ 2段階認証とは そして注意すべき点は
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2段階認証方式にした場合、ユーザー名とパスワードに加えて、事前に登録した電話やスマホのメールで受け取る確認コード(単にコードやセキュリティコードとも呼ばれます)を入力しなければログインできません。
結果として不正アクセスを行われる危険を大幅に軽減することができます。
2段階認証プロセスを有効にすると、ユーザーのパスワードが盗まれた場合も、ユーザーのアカウントを不正アクセスから保護することができます。
[注意すべき点とは]
①パソコンやスマホで、端末毎・アプリ毎に、パスワードに加え確認コードを入力しなければならないので不便になります。
ただし、[このデバイスで再度コードを要求しないでください]のチェックボックスをオンにして確認コードを入力すると次回からは、確認コードの入力が不要になります。
②2段階認証を活用しても、パソコンやスマホを紛失した場合、簡単に悪用されるので、パソコン立ち上げ時のログインパスワード入力や、スマホでの画面ロックは必ず活用ください。
③2段階認証にして不便な場合は、簡単な操作で2段階認証を無効にできます。ただし、この場合は、パスワードを安全なものにしてください。
パスワードは、少なくとも12文字以上で、英文字の小文字・大文字、数字を混合させ、定期的に更新する。
(注)2段階認証の無効方法
アカウントサービスの高度なセキュリティ設定にアクセスし、2段階認証の無効化をクリックします。
Amazon.co.jp 2段階認証
https://www.amazon.co.jp/a/settings/approval
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■ 2段階認証の準備 (スマホに認証アプリをインストール)
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事前に、スマホに認証アプリ(Google認証システム、Microsoft Authenticatorなど)をインストールする必要があります。 *私は、Google認証システムを活用しました。
[Google 認証システムのインストール方法]
Google 認証システムを Android 搭載端末で使用するには、Android バージョン 2.1 以降が必要です。アプリをダウンロードする方法は以下。
①Google Play にアクセスします。
②Google 認証システムを検索します。
③アプリをダウンロードしてインストールします。
使い方は、次を参照ください。
Google 認証システムのインストール - Google アカウント ヘルプ
https://support.google.com/accounts/answer/1066447?hl=ja
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■ 2段階認証を有効にする方法
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参考:
Amazon.co.jp ヘルプ: 2段階認証を有効にする
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202073820
1.アカウントサービスの高度なセキュリティ設定にアクセスし、設定を開始をクリック。
Amazon.co.jp 2段階認証
https://www.amazon.co.jp/a/settings/approval
2.認証コードの受け取り方法を選択します。
①テキストメッセージ(SMS)を使用する場合:
②認証アプリを使用する場合:
①、②の2つが選択できますが、今回は②の認証アプリを使用しました。
3.スマホの認証アプリを起動し、アプリ内にAmazonのアカウントを追加 (これで2段階認証の確認コード)が発行可能になります。
スマホの認証アプリを起動し、画面に表示されるQRコードをスキャン。これにより、アプリ内にAmazonのアカウントが追加されます。
4.認証アプリに表示されるコードを入力し、コードを確認して[次に進む]をクリック。
5.バックアップ手段を追加
①テキストメッセージ(SMS)は音声電話を選択
②電話を受信し、ワンタイムパスワードを聞く
③ワンタイムパスワード(6桁)を入力
なお、聞き取りにくい場合があり、私は、3回チャレンジしました。
希望の受信方法をテキストメッセージ(SMS)か音声電話から選択しますが、テキストメッセージ(SMS)は、スマホで受信できなかったので、音声電話にしました。
注: バックアップの電話番号を追加しない限り、2段階認証を有効にできません。登録の電話番号にアクセスできなくなったとしても、バックアップ手段で認証コードを受信できます。
6.設定前の最終確認
[現在の環境でサインインする場合はコードを不要にする]を✔し、[2段階認証を設定]をクリック。
注:現在の環境でサインインする場合はコードを不要にしますが、同じ端末の異なるブラウザやアプリでサインインする場合はコードの入力が必要です。
7.2段階認証が有効になった画面が表示
以下は画像での説明です。
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■ 2段階認証を使用してサインインする方法
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1.Eメールアドレスとパスワードを入力しサインイン
サインインすると2段階認証の画面が表示
2.スマホの認証アプリを開き確認コードを入手して、確認コードを入力
*確認コードの右に”変形する円形の印”がありますが、これは有効な時間を示します。この円が終了するまでに、確認コードを入力してください。
同じパソコンやスマホであっても、異なるブラウザやアプリでサインインする場合は確認コードの入力が必要になります。
ただし、[このデバイスで再度コードを要求しないでください]のチェックボックスをオンにすると、次回から、そのブラウザやアプリでは、確認コードの入力が不要になります。
(注)確認コード(セキュリティコード)の入力画面が表示されない場合。パスワードの後に続けて確認コードを入力し、再度 [サインイン] をクリックすると良いそうです。
[参考]Amazon IDのメールアドレス変更
今回の内容とは関係無いですが、Amazon IDのメールアドレス変更で少々ゴタゴタしたので、備忘録として書いておきます。
①メールアドレス変更の場合、パスワードの変更も必要になります
②パソコンの各ブラウザで利用しているAmazonログインを新しいID・パスワードでログイン
③スマホのAmazonアプリはいったんアンインストール後、再インストールし、新しいID・パスワードでログイン。もしかしたら、ログアウト→再ログインでうまく行くかもしれません。
(注)スマホのAmazonアプリ以外の、Amazon系のアプリ(Kindleなど)は、新しいID・パスワードでOKか自動的に確認してくるのでOKをクリック