都道府県で発行されている防災マニュアルを読んだことありますか? 防災マニュアルについて、2015年9月10日のNHKニュース「NEWS WEB」で、東京都発行の防災冊子「東京防災」が、読みやすいと紹介されていました。
最近は、地震、台風、大洪水など、自然災害がとても多くなり、私も、この「東京防災」を一度読んでみたく、インターネットで探してみました。探してみると、以下の2つがありました。
「東京防災」Web版
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/book/main/
「東京防災」PDF版
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/08/20p8l300.htm
「東京防災」Web版を少し読んでみましたが、漫画が多く、とても読みやすい内容で、次々に読みたくなるマニュアルです。
今回、Web版とPDFについて簡単に紹介しますが、日本全国の多くの人に読んでもらいたい防災マニュアルですね。ちなみに私は福岡市在住で、決して、東京都の宣伝マンではありません・・・
なお、この「東京防災」、危機的状況に陥ったとき、市民一人ひとりがどう行動すべきか、災害時のマニュアルとして、「東京防災」を発行したそうです。
東京都のサイトの説明では、「完全東京仕様の防災ブック」ということですが、福岡にいる私が読んでも役に立つ情報がたくさんありました。
(注)2016.4.13追加
なお、AmazonのKindleを持っている人は、以下で無料で購入し読むことができます。
東京防災 電子書籍: 東京都総務局総合防災部防災管理課: Kindleストア
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B01DJ6KDUS/ref=kc_bousai_hqp
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■ 「東京防災」は主に5つの章で構成
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「東京防災」は主に5つの章で構成されていて、メモ欄を含め323ページもありますが、とにかく、面白くてどんどん読み進める内容になっています。
01 大震災シミュレーション
02 今やろう 防災アクション
03 そのほかの災害と対策
04 もしもマニュアル
05 知っておきたい災害知識
なお、「01 大震災シミュレーション」、「03 そのほかの災害と対策」には以下が記載されていますが、これだけでも大変役にたちました。
■01 大震災シミュレーション
地震発生
地震発生その瞬間・・・P016
発災直後
発災直後の行動・・・P018
自宅に潜む危機・・・P020
外出先に潜む危機・・・P026
発災時のNG行動・・・P038
避難
避難の流れ・・・P040
避難の判断・・・P042
避難するときの注意点・・・P046
安全避難チェックポイント・・・P048
助け合う・・・P052
避難生活
在宅避難・・・P.054
避難所・・・P.056
避難所生活の心得・・・P.058
避難所生活での留意点・・・P.060
要配慮者への思いやり・・・P.066
生活再建
日常生活に向けて・・・P068
生活再建に踏み出す・・・P070
■03 そのほかの災害と対策
大雨・暴風 ・・・P.144
大雪 ・・・P.158
火山噴火 ・・・P.160
竜巻 ・・・P.156
集中豪雨 ・・・P.150
落雷 ・・・P.154
土砂災害 ・・・P.152
テロ・武力攻撃・・・P.164
感染症 ・・・P.168
また、「04 もしもマニュアル」には、避難時のトイレの使い方などがあり、漫画で非常に分かりやすく紹介され、勉強になりました。
もしも災害が発生したとき、水・ガス・電気はすべてストップし、日常生活で必要な物はほとんど手に入らない状況になります。
そんなときは、3日~1週間は、限られた物資で生活しなければなりませんが、ここでは、災害発生時に役立つ、さまざまな「知恵」や「工夫」が集められています。
■04 もしもマニュアル
緊急・・・P.176
生活・・・P.206
衛生・・・P.198
連絡・・・P.226
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■ 「東京防災」Web版の使い方
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下記のサイトにアクセスすると、本のように読み進めることができます。簡単な使い方を以下に紹介します。
「東京防災」Web版
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/book/main/
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■ 「東京防災」PDF版
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「東京防災」PDF版
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/08/20p8l300.htm
細かく複数のPDFに分かれているので、読み続けるためには、何度もダウンロードする必要があるので、少々面倒です。ただし、一度ダウンロードすると、インターネットに接続していなくても読めるというメリットはあります。*できれば、全体のPDFでもあるとよいですね。
なお、個人的には、「東京防災」Web版の方が、どんどんページを進めて読めるので、便利だと感じました。
PDFの資料を見るためには、無償のPDFリーダーが必要です。もし、無い方は、以下でダウンロードしてください。
PDFリーダー、PDFビューア | Adobe Acrobat Reader DC
https://acrobat.adobe.com/jp/ja/products/pdf-reader.html
また、PDFとは何?という人は、PDFについて以下で説明していますので、参考にしてください。
PDFの意味と使い方とは? PDFはインターネットでよく使われる文書データ
http://lifesecurityup.blogspot.com/2015/04/pdfpdf.html