ドコモは、通信速度を最大500Mbps超に高速化、17年3月から展開するということです。
ITmedia ビジネスオンライン
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1609/13/news125.html
この記事を見た時、なんでこんな速さが必要なのという思いと、今までより、通信パケット量も増大し利用料金も増大するのでは?と感じました。
今のドコモのLTEは最大150Mbpsで、十分動画も見れるし、何の不自由もありません。
逆に、通信速度を高速化することで、使用する時間当たりの通信パケット量は増大し、そのことで、利用料金の増大や、より通信ができる高額のプランに変更せざるをえない状況になります。
通信速度がアップ
=時間あたりのデータ通信量がアップ
通信速度が早くなったら、同じサイトを見る時間は短縮されますが、通信速度が早くなった分、より多くの音楽や動画を見ることにつながり、結局は、通信パケット量の増大、利用料金の増大につながります。
携帯会社は、何故、いつまでも通信の速度アップに熱心なのでしょうか?
通信速度アップの技術開発に使う時間を、もっと、通信料金を下げる技術開発に使って欲しいものです。
今の通信速度は利用者には十分で、「インターネットなどの通信速度は速ければ良い」という時代ではないと思います。
それより、いかに安くインターネットを活用するかのほうが大事ですね。3人家族でスマホを使っていると、節約しても月2万はかかります。
なお、上記のITmedia ビジネスオンラインの記事には、以下のドコモのコメントがありました。
『長さ5分の4K動画ファイルをダウンロードする場合、最大500Mbps以上のサービスなら、LTEの最大150Mbpsに比べ約3分の1の30秒で済み、大容量コンテンツを快適に楽しめる』
(注)以下から引用
ドコモ、通信速度を最大500Mbps超に高速化 17年3月から展開 - ITmedia ビジネスオンライン
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1609/13/news125.html
そもそも、4K動画ファイルって、どれぐらいのデータ量になるのでしょうか?
映画の一本分のデータサイズは約0.5GB~2GB程度で、4K動画ファイルは、これを軽く上回ると思います。その場合、月2GB・5GBの契約プランでは無理ですね。
最大500Mbps以上のサービス、一般利用者に本当にメリットがあるのか、はなはだ疑問ですね。
通信の速さ bps、Mbps の意味については、以下を参照下さい。
bps(ビーピーエス)、Mbps(メガ ビーピーエス)は通信の速さ | 日常ネット用語集 ”灯(ともしび)”
http://netyougoschool.blogspot.com/2016/06/bps.html