2016年11月14日月曜日

音楽療法(ミュージック・ヒーリング)とは 音楽で疲れ・ストレス解消

長時間のパソコンやインターネットなどで疲れ・ストレスがたまっている時には、音楽を聴くのは良いストレス解消になります。

私は音楽を良く聴きますが、疲れが取れるような気がします。音楽は、クラシックを聴いたり、ポップスや演歌を聴いたり、その時の気分に応じて聴いています。

最近活発になってきたインターネットの音楽配信サービス、「Apple Music」、「Spotify」、「Google Play」、「Amazon Prime」を利用すると、有料(月に千円程度)ですがCDを購入するよりも圧倒的に安く、好きな音楽をいつでもどこでも聴けるので便利な時代になりました。

特に好きなのは、「Google Play」、「Spotify」の音楽配信サービスですね。音質もよく、検索機能も優れています。「Google Play」については、以下に詳しくまとめました、参考にして下さい。

 音楽配信サービス「Google Play Music」を使ってみた!
 http://lifesecurityup.blogspot.com/2015/09/google-play-music.html



耳から入る音楽のリズムは、生体中の様々なリズムと影響しあって、時に疲労感や緊張感を和らげる働きをしてくれるそうです。音楽を聴いて、楽しい気持ちに なったり、スッキリしたり、音楽には不思議な力が秘められています。

音楽療法(ミュージック・ヒーリング)は、この力を最大限に利用して心や身体のストレ スをとりさり、リラックスさせ健康にします。

ストレス解消の音楽というと、モーツァルトやサティといったクラシック音楽の効果が指摘されますが、最近の研究では、クラシックからJ-POPまで、あらゆる音楽は1/fゆらぎを持っていて、聴きたい音楽であればどんな音楽でも体の緊張が解け、皮膚温が上昇し、筋肉の緊張度が低下すると報告されています。

音楽療法に「同質の原理」という法則 がありますが、それは、まず自分の気持ちと同質の音楽を聴いて、気持ちを代弁してもらう事です。

失恋して悲しい時には、同じ失恋の経験を唄った曲や、暗めのバラードや悲しいラブソングを聴いた方がずっと共感でき心が落ち着きつくと言われています。

気持ちが落ちこんでいる時に、元気のいい曲を聴くとかえってストレスになることもあります。

同質の原理によって、まずはこころの内側にぐっと秘めていた物を外に出し、次は気持ちを落ちつかせる音楽、そして気持ちを向上させる音楽へと段階をへて聴く事が薦められています。

これまで、悲しい時に、同じような気分の音楽を聴くのを避けていたような気がします、これは逆効果だったようですね。そう言えば、悲しい時に演歌を聴くと、何故か心の内側に秘めていた物が外に出たような気がします。

整理すると、以下の第三段階で音楽を聴くと良いそうです。

【第一段階】"自分の気持ちと同じような曲を選ぶ"(「同質の原理」)

その時の気分・ストレスの状態と同質の音楽を聴きます。聴き始めは余計に気持ちが増幅されるかもしれませんが、やがてすっと気持ちが楽になるそうです。

【第二段階】"こころを落ちつかせる曲を選ぶ"

ストレスで傷ついた心を癒すために、次は深くめい想できる音楽を選びます。楽な姿勢で、首や肩・腰の緊張を抜いていきます。音楽はリズムやビートのない、 ゆったりしたものが良いそうです。この段階は、なるべく余計なことは考えず、リラックスします。複式呼吸なども勧められています。

【第三段階】"ちょっとアップテンポな、前向きになる曲を選ぶ"

ここでは明るくアップテンポな音楽を用いましょう。気持ちも明るい音楽に素直に呼応して、本来のポジティブな力を回復します。

なお、心が苦しいときには、カラオケでストレスを発散するのもよいそうです。まず、気持ちと同じ質の曲から始め、大きな声で絶叫し、心のうっぷんを晴らし、 だんだん調子がのれば、次は、静かなしっとりした曲を選び、最後は、リズミカルで楽しい曲でお開きと言うのがよいそうです。上の三つの段階と同じですね。