2015年10月1日木曜日

著作権が苦手な人、嫌いな人のためのテキスト「生活の中の著作権」公開

著作権と聞くと、「エッー難しそう!」と思いますよね。私の周りにも、著作権と聞いただけで嫌な顔をする人がいます。

実は、10年前から著作権には興味をもっていましたが、最初は著作権はめんどうで、分かったようで、なかなかスッキリ理解できませんでした。そんなに簡単に理解できほど甘くはなかったですね。

この経験から、生活に関係する著作権が、著作権が苦手な人、嫌いな人に、なんとかスッキリ分かるようにできないか考え、今回、テキスト「生活の中の著作権」公開しましたので、紹介します。


家庭の中では、CDをコピーしたり、本の好きな部分をコピーしても、著作権上、問題にはなりません。

しかし、インターネットのホームページ・ブログ・SNSの情報は世界中に発信されるため、他人が作成したもの(文章・画像など)を勝手に利用すると著作権違反になります。

また、職場の中では、他人が作成した文章や画像を勝手に使うとことは、著作権法で禁じられています。職場で新聞をコピーして回覧したり、インターネットの記事をプレゼン資料に使ったりすることは著作権違反になります。

このように著作権は、私達の生活の様々な場面で関係するもので、家庭、インターネット、職場、学校という使用する場所により著作権の厳しさが違います。知らないと危険、知って安心なのが著作権です。

また、誰もがインターネットに情報発信し、インターネットから多くの情報を利用する、現代こそ、著作権法をしっかり理解することが大事です。著作権法は、まさに、インターネット時代のモラルです。

今回の内容は、生活の中で著作権がどのように関係するのか、法律の専門家でない私が、10年以上の著作権との格闘経験と、著作権資格で学んだことを、テキストとして公開したものです。

出来るだけ、正確に記述するため、様々な図書を参考にしました、少しでも参考になれば有難いです。




■ 「生活の中の著作権」テキスト


《目次》

1.初めに
 ・インターネット時代のモラル、著作権法
 ・生活の中の著作権
 ・場所により著作権の厳しさが違います!
 ・もし著作権法に違反すると厳しい罰則が

2.著作権法の概要
 ・著作権のポイント~まずは基本を押さえよう
 ・著作権で守られる著作物と著作物でないもの
 ・著作物をつくった人(著作者)の権利

  ・著作物を伝達する人(演奏・CD・放送)の権利(著作隣接権)
 ・著作権が存続する期間(保護期間)
 ・著作権法の罰則
 ・肖像権(しょうぞうけん)とパブリシティ権
 ・著作物を自由に使える場合とは?

3.家庭の中の著作権とは
 ・概要
 ・家庭の中での著作権事例

4.インターネットの中の著作権とは
 ・概要
 ・他人が作成した文章・画像・音楽を使うには?
 ・インターネットの中の著作権事例

5.業務(仕事)の中の著作権とは
 ・概要
 ・他人が作成した文章・画像を使うには?
 ・仕事の中の著作権事例



■「生活の中の著作権」テキスト公開 (PowerPoint資料) *Docs.com利用

* 「< >」でページを移動してください。「<」が前ページ、「>」が次ページ




https://doc.co/Mu9oCi



[上記のPowerPoint資料が見にくい場合は、以下のGoogleドライブの資料を参照]


■生活の中の著作権テキスト 公開 (PDF資料) *Googleドライブ(共有)表示

*表示の大きさを変えて見ることができます


https://drive.google.com/file/d/0B3Awph90hFcAancxMlpyNW5ydWs/view?pli=1




まず、今、なぜ著作権の知識が必要か? を説明します。次に、著作権法の概要として、著作権のポイントを説明します(重要な用語、基本的なこと)。

次に、著作権で守られるもの(著作物)、著作物でないものを説明。

次に、著作物を作った人(著作者)が持っている、勝手にコピーされない「複写権」などの様々な権利、さらに著作物を伝達する人(演奏・CD・放送)の権利を説明し、著作権が存続する期間、著作権法の罰則を説明します。

次に、どのような場合に“著作物を自由に使ってもいいか”を説明します。この点を理解しておけば、他人の著作物を、著作権法に違反せずに利用できます。

最後に、応用編として、①家庭の中の著作権、②インターネットの中の著作権、③業務(仕事)の中の著作権について、概要と著作権事例を紹介します。

(注)説明がダブっているものもありますが、前戻りせず読み進めることができるようにしたものです。




■ 資料作成の背景


インターネットでブログ・SNS・Twitterなどで情報発信をしていたとき、他の情報を活用したり引用したりすると、”本当にこれって著作権上、大丈夫なの”と心配になることがありました。

その後、他の人から、「著作権上、問題あるの?ないの?」と質問されると、やはり自信がなく、著作権法を体系的に勉強しようと、著作権の資格にチャレンジ。

しかし、著作権法は、なかなか難解で四苦八苦しましたが、なんとか以下の資格を取得。この中で得た知識をもとに、この資料を作成しました。

●ビジネス著作権検定 初級  ●ビジネス著作権検定 上級
●三級知的財産管理技能士

この資料は、法律の専門家でない私が、10年以上の著作権との格闘経験と、著作権資格で学んだことを整理したものです。出来るだけ、正確に記述するため、様々な図書を参考にしました、少しでも参考になれば有難いです。