2015年5月10日日曜日

マインドマップで頭の中を整理、Googleドライブ連携のマインドマップ「MindMup」紹介

マインドマップとは、英国の教育者トニー・ブザンが開発した創造的な思考技術。 自分が考えたいテーマを紙の中央に絵で描き、そこから放射状に枝を伸ばして、キーワードやイメージを繋げながら、発想を広げていきます。

今回は、Googleドライブと連携して便利に使える、マインドマップ「MindMup」を紹介します。マインドマップのソフトというと操作が面倒なものが多いですが、この「MindMup」はブラウザで使え、操作も簡単です。

 ブラウザで使えるマインドマップ作成ツール「MindMup」
 http://www.mindmup.com/


「MindMup」で作成したマップは、GoogleドライブまたはMindMupのサーバ(どうやって保存されるかは?)に保存可能です。

とくに、Googleドライブとの連携できるのは便利ですね。また、PNG形式の画像や、PDF、HTML、タブ区切りのテキストファイルの様々なフォーマットで出力(エクスポート)できるので便利です。

これまで、マインドマップって、なんだか面倒くさいと考えていましたが、この「MindMup」を使ってみると、頭の中にあった情報が整理でき、さらに、いろんな発想がわいてきて、マインドマップの便利さが分かりました。


マインドマップを難しく考える必要はなく、例えば、自分が関心をもっている「セカンドライフの過ごし方」、自分がつかっている「オンラインソフト」をテーマにして、様々な情報をテーマの周りに集約するとマインドマップができます。

以下に、「MindMup」で作成したマインドマップを画像で出力した例を以下に紹介します。

なお、“Mindmup”をGoogleドライブのアプリに追加して活用する方法が本当に便利です。こうすることで、Googleドライブの新規文書作成で、“Mindmup”を選択することで、簡単にマインドマップ文書が作成できます。


■「セカンドライフの過ごし方」マインドマップ





■「オンラインソフト」マインドマップ





■ マインドマップ「MindMup」の基本的使い方


①ブラウザで下記URLを開き「MindMup」を起動

 http://www.mindmup.com/

②中心にテーマを記入する (このテーマがマインドマップ名、つまりファイル名になります)

③テーマの下位に子ノードを追加していく (子ノードとはテーマにつながる内容)

④子ノードの下に、更に子ノードを追加して、どんどん発想を広げていく
  *子ノードには、URLを記入したり、文書を添付することも可能です。

⑤作成したマインドマップを保存する



参考情報:
下記には、「MindMup」の使い方、Googleドライブに「MindMup」アプリを追加する方法などが詳しく紹介されています。

 Google ドライブで使える軽快なマインドマップ共同編集ツール「MindMup」
 - WEBマーケティング ブログ
 http://web-marketing.zako.org/web-tools/mindmap-for-google-drive.html



■ マインドマップ「MindMup」の詳細な使い方 その1


1. マインドマップ「MindMup」を起動

 ⓪マインドマップ作成ツール「MindMup」
   http://www.mindmup.com/ にアクセス

 ①”Create a new map“をクリック

 ②“Private map on Google Drive”をクリック



2. マインドマップのタイトルを入力




3. タイトルの下に子ノードを追加していきます

 ①タイトルのところで右クリックするとメニューが表示されるので、“Insert”を選択。

 ②サブメニューの“Add Child”をクリック。

 以上で、子ノードが作成される。




4. 子ノードのタイトルを入力

 ①子ノードの中にカーソルが移動

 ②子ノードのタイトルを入力。



5. 子ノードの下にさらに子ノードを追加

 ①子ノードのところで右クリックするとメニューが表示されるので、“Insert”を選択。

 ②サブメニューの“Add Child”をクリック。

 以上で、子ノードの下に、さらに子ノードが作成される。


 ③下位の子ノードに文字入力。この例は、文字とURLを入力。

 ④URLは表示から隠され、リンクがあるという印が表示される。





6. ノードに長文メモを追加できます
 
 ①長文メモを追加したいノードのところで右クリック。“Node Attachment”をクリック。

 ②文字入力のウィンドウが表示されるので、文字を入力(画像挿入も可能)

 ③長文メモがあるノードにはノードに印が付く。



7. 作成したマインドマップを保存
 
 ①上のメニューの“File”の“Save As”の“Google Drive”をクリック
 (注)MindMupのサーバにも保存可能だが、どのように保存されるか不明

 ②もし、認証の画面が出たら、認証“Authenticate”をクリック

 ③Googleドライブに保存される





■ マインドマップ「MindMup」の詳細な使い方 その2
■  “Mindmup”をGoogleドライブのアプリに追加して活用


(注)”詳細な使い方 その1”と同じ内容がありますが、ご了承下さい。


1. “Mindmup”をGoogleドライブのアプリに追加

 ①Googleドライブの画面で【新規】ボタンを押し、【アプリを追加】をクリック

 ②検索ボックスで“Mindmup”と検索をするとMindmupが出てくるので、“+接続”をクリックしてGoogleドライブに追加します。

 (注)初回起動時にGoogleドライブのアカウントとの連携を承認する必要があります。




2. Googleドライブの新規作成で“Mindmup”を選択


3. マインドマップのタイトルを入力






4. タイトルの下に子ノードを追加していきます


 ①タイトルのところで右クリックするとメニューが表示されるので、“Insert”を選択。

 ②サブメニューの“Add Child”をクリック。

 以上で、子ノードが作成される。


5. 子ノードのタイトルを入力

 ①子ノードの中にカーソルが移動

 ②子ノードのタイトルを入力。


6. 子ノードの下にさらに子ノードを追加

 ①子ノードのところで右クリックするとメニューが表示されるので、“Insert”を選択。

 ②サブメニューの“Add Child”をクリック。

 以上で、子ノードの下に、さらに子ノードが作成される。


 ③下位の子ノードに文字入力。この例は、文字とURLを入力。

 ④URLは表示から隠され、リンクがあるという印が表示される。



7. ノードに長文メモを追加できます

 ①長文メモを追加したいノードのところで右クリック。“Node Attachment”をクリック。

 ②文字入力のウィンドウが表示されるので、文字を入力(画像挿入も可能)

 ③長文メモがあるノードにはノードに印が付く。


8. 作成したマインドマップをGoogleドライブに保存

 ①メニューの“File”から“Save As”を選択。

 ②表示されるメニューから“Google Drive”を選択

 以上で、Googleドライブに保存される。


9. Googleドライブの特定のフォルダーに移動

Googleドライブの真下に保存された場合などに、特定フォルダーへ移動させる方法

 ①マインドマップのファイルの上で右クリック

 ②表示されるメニューから“移動”をクリック

 ③移動先のフォルダーを選択

 ④“移動”をクリック



■ マインドマップとは


マインドマップは、トニー・ブザンが提唱した、考えを絵で整理する表現方法です。脳の思考を開放するといわれている「放射思考」に基づいて考案された、従来とは全く違うノート術・発想術。脳に本来備わる情報処理プロセスを活用した思考法です。

欧米のビジネスパーソンの間では、20年ほど前から、マインドマップをかきながらの打合わせ・会議が普通の風景になっているそうです。

マインドマップは、1枚の紙の上に、表現したいテーマをキーワードやイメージで中央に描き、そこから放射状に連想するキーワードやイメージを繋げていき、発想を広げていきます。

①テーマ(セントラル・イメージ)が起点になり、

②そのセントラル・イメージから直接枝が生えるようにして、第1階層のブランチ(メイン・ブランチ)を伸ばす。

③直線ではなく有機的な曲線を描き、セントラル・イメージと接する部分を最も太くして枝先に向けて徐々に細くする。

マインドマップは、人間の脳の意味記憶の構造によく適合し、その仕組みを最大限に生かすツールで、より早く情報を整理し、理解・記憶することができると言われています。

また、情報の整理だけではなく、発想力や創造力が磨かれ、より高度な考えの整理法、記憶力、直観力、集中力、人を察する力を身につけることができます。


 参考:マインドマップとは? | 初心者のためのマインドマップ
 http://mindmap.ainest.com/howto.html

 参考:マインドマップとは何か?どんなときに役立つのか? 今日のビジネスにおける最強ツール
 |ダイヤモンド・オンライン
 http://diamond.jp/articles/-/19785