私のパソコンはWindows10ですが、ブラウザChromeを使っていたら、突然!
「Windows10によってWindowsシステムが古くなり破損していることが検出されました」
というメッセージが表示されました。
画面の左上に”Microsoft”とあったので、もしかしたらと思い、対策のための”ダウンロード”ボタンをクリックしたら、「AutoFixer Pro 2018」のダウンロードページが表示されました。
実は、これは、「エラー表示などでパソコンソフトを購入させる悪質な手口」です!
くれぐれもダマされないように注意してください。私も、もう少しでダマされるところでした。
特に、私のように、Windows10の更新直後に、このようなエラー表示が出るとドキッとしますね、ダマされないように要注意です。
今回、もう少しで、このエラー表示にダマされるところでした。
私は、セキュリティソフトを使いウイルスパターンも定期的に更新し、パソコンの基本ソフトもアプリも定期的に更新し、危険な手口も少なからず知っており、セキュリティには多少自信がありました(変な?自信です)。
この変な?自信と、最近、Windows10の基本ソフトOSを更新させた絶妙のタイミングもあり、今回のエラー画面が本物と勘違いしました。そして、修復ソフトの画面で、ソフトをダウンロードしようとしました。
しかし、ふっと、これは、危険な迷惑ソフトでは?と思い、ネットで調べて見ると、やはり、有名な迷惑ソフトでした。
ふだんから、ネットのセキュリティ対策には十分気をつけており、様々な手口も知っているつもりでしたが、もう少しでダマされるところでした。
もし、不正ソフト「AutoFixer Pro 2018」をダウンロードしてしまった場合には、以下を参照ください。
AutoFixer Pro からの突然の警告がありました -パソコンを操作中、突然
- セキュリティソフト | 教えて!goo
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/10391709.html
なお、国民生活センターが「エラー表示などでパソコンソフトを購入させる手口に注意」と呼びかけていますので、ぜひ参考にしてください。
エラー表示などでパソコンソフトを購入させる手口に注意-そのエラー表示は本物??
-(発表情報)_国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20120817_1.html
全国の消費生活センターには、「パソコンを操作しているうちにエラー表示などが現れ、エラーを解消するためにはソフトをダウンロードする必要があると表示されたので、ソフトをダウンロードした」という相談が寄せられているそうです。
購入後に、料金の請求やソフトの性能についてトラブルになっていることから、安易にパソコンソフトをダウンロードしないよう、消費者に注意を呼びかけているそうです。
■■□―――――――――――――――――――□■■
危険なソフトをダウンロードしないための心がけ
■■□―――――――――――――――――――□■■
今回の経験と、上記の国民生活センターの内容から、危険なソフトをダウンロードしないための心がけをまとめてみたいと思います。
①エラー表示が出ても慌てない
(注)特に、Windows10などの基本ソフトの更新時には要注意!
②何かの表示が出ても、信頼できる表示かどうか不明な場合には、クリックしない
③ソフトのダウンロードを要求する表示がでたら、危険なソフトでないか疑い、インターネットで検索してみる
④身に覚えのないクレジットカードの請求があった場合には、クレジットカード会社に早急に申し出る
(注)クレジットカード会社から、購入した覚えのないソフトについての請求があった場合には、その旨をクレジットカード会社に伝え、調査してもらうこと。
⑤消費生活センターに相談する
トラブルにあった場合には、最寄りの消費生活センターに相談する
(注)消費者ホットライン TEL:188(いやや) *局番なし