2015年末、2016年始にかけて、ブラウザIE、Adobe Readerにサポート中止のバージョンが出てきました。ブラウザIE、Adobe Readerに加え、FlashPlayerは狙われやすい3大ソフトで、緊急なバージョンアップが必要です。
以下に、ソフト毎にバージョンアップ方法等を紹介しますので、参考にして下さい。
■ブラウザIE 2016年1月12日以降は 最新版のみがサポート
2016年1月12日(米国時間)以降は、ブラウザ「Internet Explorer」(以後、IE)のサポート対象は、(各Windows OSで利用可能な)最新版のみになるそうです。
Vista SP2はIE 9のみがサポート対象
それ以外のOSでは、IE11、Edgeのみがサポート対象になり、それ以外のIEバージョンはサポート外になります。緊急に最新版のIEにすることが必要です!
ブラウザIEは最新版に更新するか、それ以外のブラウザ、Chrome、Firefoxへの変更が急務です。詳しくは以下のブログを参照下さい。
インターネット安全活用 一灯塾
http://lifesecurityup.blogspot.com/2016/01/ie2016112.html
■Adobe Reader、「Acrobat Reader DC」への変更が急務!
インターネットの文書(PDF)を読むのに必須なソフトが「Adobe Reader」。脆弱性(ソフトの不具合)が狙われやすく、かなり頻繁にアップデートが実施されます。
前のバージョンである「Adobe Reader X」についてはすでに2015年11月にサポートを終了しており、もはやセキュリティアップデートは提供されないようです。
そのため、最新版の「Acrobat Reader DC」への変更が急務です。もし、最新版に更新しない場合はウイルスに感染する恐れが高まります!
詳しくは以下のブログを参照下さい。
インターネット安全活用 一灯塾
http://lifesecurityup.blogspot.com/2016/01/adobe-reader-x201511acrobat-reader-dc.html
■動画閲覧ソフト「Flash Player」は更新しないとホームページを見ただけでウイルス感染
もしかしたら、一番狙われていると思われるのが、動画閲覧ソフト「Flash Player」です。とにかく、ソフトの脆弱性(ぜいじゃくせい、不具合のこと)が多数発見されており、この脆弱性を悪用した危険な攻撃が、ここ数年盛んです。
最新版に更新しないとホームページを見ただけでウイルスに感染する危険があります。
このFlash Playerは、動画再生時にブラウザの中で動くソフトで、ブラウザ毎に違うため、ブラウザ毎にバージョンアップすることが必要です。
Flash Playerを最新版にバージョンアップする方法は下記を参照下さい。
インターネット安全活用 一灯塾
http://lifesecurityup.blogspot.com/2015/07/flash-player.html