インターネットの文書(PDF)を読むのに必須なソフトが「Adobe Reader」。脆弱性(ソフトの不具合)が狙われやすく、かなり頻繁にアップデートが実施されます。
なお、これには様々なバージョンがあり分かりづらいが、サポート中止のバージョンがあり、最新版の「Acrobat Reader DC」への変更が急務です。もし、最新版に更新しない場合はウイルスに感染する恐れが高まります!
バージョンの確認は以下です。
最新版の「Acrobat Reader DC」への変更は、下記のサイトにいき、最新版をインストールします。
Adobe Acrobat Reader DC ダウンロード
https://get.adobe.com/jp/reader/
実は、下記のINTERNET Watchの記事によると、脆弱性の危険度が4段階中で最も高い“critical”の修正版が1月12日(米国時間)に出す予定だと発表しましたが、対象となる製品はAcrobat Readerでいうと、「Acrobat Reader DC」、「Adobe Reader XI」。
前のバージョンである「Adobe Reader X」についてはすでに2015年11月にサポートを終了しており、もはやセキュリティアップデートは提供されないようです。
Adobe Acrobat/Readerに脆弱性、1月12日に修正パッチ公開
バージョン「X」はすでにサポート終了で対象外 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20160108_738211.html
なお、この機会に、他のPDFリーダーを利用するのも良い方法かもしれません。私のお勧めは、以下のソフトです。
■Foxit Reader
独自エンジンの搭載により高速で起動するフリーのPDF閲覧・印刷ソフトです。個人的には、Acrobat Readerよりも好きですね。
タブで多数のPDFデータを表示でき、前に表示したPDFデータを次回起動時に表示してくれるので便利です。
Foxit Reader - 窓の杜ライブラリ
http://www.forest.impress.co.jp/library/software/foxitreader/
■PDF-XChange Viewer
これも、タブ切り替え型で軽快に動作するフリーのPDFビューワーです。PDF文書内へ、四角形や円の囲み線を描き込むことができ、目次(ブックマーク)も作成できます。
PDF-XChange Viewer - 窓の杜ライブラリ
http://www.forest.impress.co.jp/library/software/pdfxchange/