2015年10月17日土曜日

使わないと損! Office文書の公開サービスMicrosoft「Docs.com」




PowerPoint文書やPDF文書を作成したので、それをインターネットに公開したい! と思ったことがありませんか?

そんなときに便利なのが、Microsoftが提供する、文書公開サービス「Docs.com」です。

「Docs.com」は、Office文書、PDF文書をオンラインで公開、共有できるサービスで、2010年にFacebookアプリとして公開されたサービスがベース、容量無制限で利用できるサービス。

使ってみると、ブログなどでのリンク貼り付けばかりでなく、埋め込みも可能で、更に、ドキュメントのダウンロード拒否設定も可能で、私が探していたサービスにピッタリでした。


私のように、Office文書公開で悩んでいる人も、少なからずいると思い、この「Docs.com」を使ってみた結果を報告します。少しでも参考になれば有難いです。


実は、最近、PowerPoint文書をインターネットに公開しようと、OneDrive、Googleドライブを使ってみましたが、いまいち納得できない結果になりました。

ダウンロード拒否設定ができない、ブログへの埋め込みコードが入手できないなどの機能不足。

ところが、Microsoft提供の文書公開サービス「Docs.com」は、必要な機能が揃っています。Microsoftアカウントが必要ですが、Office文書を公開したい方は、ぜひ使って見てください。



■ まずは、「Docs.com」に公開したサンプルを紹介


■PowerPointの埋め込み例(Google Play Music活用)

*画面の左下の”< >” は前・次ページ移動  ”<”で前ページ ”>”次ページ。
*下記のリンクをクリックすると、別ウィンドウ(タブ)で表示。






■PowerPointのリンク例(Google Play Music活用)

下記をクリックしてみてください。

https://doc.co/dKCJWw


■PDFの埋め込み例(Google Play Music活用)

*画面の中にマウスを置いて、マウスホイールを動かすことでページが変化。
*下記のリンクをクリックすると、別ウィンドウ(タブ)で表示。





■PDFのリンク例(Google Play Music活用)

下記をクリックしてみてください。

https://doc.co/k7URH8



■ Microsoftサービス「Docs.com」とは


このサービスは以下の特徴を持っています。

①「Docs.com」は、PowerPoint/Word/Excel文書やPDFなどのドキュメントをオンラインで公開、共有できるサービス。

②アップロードしたファイルは、Webページやブログに埋め込んだり、リンクを張ることができる。

③2010年にFacebookアプリとして公開されたサービスがベースになっており、容量無制限で利用可能。

④コメントおよびダウンロードの許可は個別に設定できる。

⑤登録したファイルは更新できる。


参考情報:
オフィス文書やPDFをオンラインで公開、共有できる「Docs.com」 - 窓の杜
http://www.forest.impress.co.jp/docs/serial/netserv/20150820_717039.html



■ まず最初に、Microsoftアカウントを入手


Microsoftアカウントを入手するには、以下の2つの方法があります。

なお、②の方法でMicrosoftアカウント独自のメールアドレスを取得したほうが良いです(様々なMicrosoftのサービスを利用する際に便利)。

①普段使用している電子メール アドレスを、Microsoft アカウントとして利用する方法
http://www.Microsoft.com/ja-jp/msaccount/signup/own.aspx

②新しくメール アドレスを作成して、Microsoft アカウントとして利用する方法
http://www.Microsoft.com/ja-jp/msaccount/signup/Hotmail.aspx



■ 「Docs.com」の使い方



「Docs.com」の使い方を、PowerPointで公開中

*画面の左下の”< >” は前・次ページ移動  ”<”で前ページ ”>”次ページ。
*下記のリンクをクリックすると、別ウィンドウ(タブ)で表示。







■「Docs.com」サインイン

①サービス 「Docs.com」にアクセス
https://docs.com/ja-jp

②「サインイン」をクリック

③Microsoftアカウントのメールアドレスを入力

④「次へ」クリック

⑤パスワードを入力

⑥「サインイン」をクリック


■「Docs.com」公開ファイル登録

①登録開始

 その1
  画面中央の開始するの下の「公開」をクリック

 その2
  画面右上の「公開」をクリック

②公開するファイルを指定(ファイルを所定のところにドラッグ、またはファイルをインポート)

③ライセンス設定

「All rights reserved」で良いと思います。コピーできません。つまり、全ての権利は保有しますよ、という意味です。

Creative Commonsのライセンスの意味について | kimihiko Tech
http://tech.kimihiko.jp/article/13349472.html

④閲覧者のアクティビティの設定。 お勧めは以下。
・コメント許可をNGにする
・ダウンロード許可をNGにする

⑤「完了」をクリック

⑥再度、「完了」をクリック

これでインターネットに公開!!

なお、これで、ブログなどに、“埋め込み”、“リンクを張る”ことができます。


■公開ファイルの埋め込みコード入手

①右上のアカウント名のところをクリックして、登録ファイル一覧を表示

②埋め込みコードを入手するファイルをクリック

③右上の「埋め込み」をクリック

④埋め込みサイズ、小・中・大を選択、ブログの場合は“中”でOK

⑤埋め込みコードを選択してコピー

後は、コピーしたコードを貼り付ければOK


■公開ファイルのURL入手

①右上のアカウント名のところをクリックして、登録ファイル一覧を表示

②URLを入手するファイルをクリック

③右上の「共有」をクリック

④リンクのURLをコピー

後は、コピーしたURLを貼り付ければOK


■「Docs.com」ファイルの更新方法

①右上のアカウント名のところをクリックして、登録ファイル一覧を表示

②更新するファイルを選択して、メニュー表示の「編集」をクリック

③右下の完了の横の「再アップロード」をクリック

④更新するファイルを指定(ファイルを所定のところにドラッグ、またはファイルをインポート)

⑤ライセンス設定の確認
「All rights reserved」で良いと思います。

⑥閲覧者のアクティビティの確認 *お勧めは以下
・コメント許可をNGにする
・ダウンロード許可をNGにする

⑦「完了」をクリック