長年行きたいと思っていた出雲大社で、年頃になった娘達の良い縁と両親を含めた家族の健康をお祈りし、その後、娘達には「縁結守」、両親には「長寿守」、私たち夫婦には「壮気健全守」のお守りを買いました。その後、出雲そばとぜんざいを堪能。
特に、今回の旅行で、驚いたのが「足立美術館」。やはり、間近で本物を見るのは良いですね。少々、大げさですが、日本庭園、日本画の良さを初めて知りました。
ここへの移動は、無料のシャトルバスが便利です。様々な所から出発していますが、私が利用したのは安来駅からの無料のシャトルバス、本数も多く、便利ですね。なお、シャトルバスから見えた「大山」も良かったです。
「足立美術館」、旅行前に、ここの日本庭園が日本一であることを知っていましたが、行く前は「他の庭園より綺麗かな?」程度で、それほど期待していませんでした。しかし、良い意味で、その期待を大きく裏切られました。
足立美術館の日本庭園、実際にみて、その美しさに感動。
庭園と遠くにある景色が見事に融合しています。
足立美術館の日本画、横山大観の絵、シンプルな筆のタッチながら見事に表現した絵。
やはり本物は素晴らしいです。
足立美術館の「日本庭園」は、アメリカの日本庭園専門誌『Sukiya Living/The Journal of Japanese Gardening』で、「12年連続日本一」に選ばれています。
なお、足立美術館の「日本庭園」の様子が、下記のサイトで、USTREAMのLiveで見れます。これって、四季の「日本庭園」が見られるということになります、贅沢なLiveです。
日本庭園 | 足立美術館|ADACHI MUSEUM OF ART *USTREAMのLive有り
https://www.adachi-museum.or.jp/garden
*Liveでみると、庭園と遠くの景色が融合しているのがよく分かりますね
恥ずかしながら、デジカメで日本庭園の動画を撮り、Youtubeに公開しました。良い動画ではありませんが、楽しんで下さい。
足立美術館の日本庭園-20150328撮影 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Haem5e_fVMk
また、デジカメで撮った写真も紹介します。でも、やはり本物が良いですね。私の写真の腕では、生の日本庭園の素晴らしさは表現できません。
また、足立美術館で、日本画を見ましたが、改めて日本画の良さが分かりました。なお、足立美術館は、横山大観のコレクションが豊富で、今回、初めて、横山大観の多くの絵をみました。
特に素晴らしかったのは、横山大観の「浅春」と「春雨」。特に感動したのは、「浅春」ですね。どのような絵なのかは、以下を参照下さい(足立美術館のお土産の紹介ですが)。
足立美術館ミュージアムショップ / 横山大観
https://www.adachi-museum.or.jp/shop/products/list.php?category_id=35
お土産売り場で、横山大観の「絵はがきセット 大観の十二ヶ月」と、ストラップ「龍興而致雲(りゅうおこりてくもいたす) 」を買いました。
足立美術館の見学も最後の方になり、ふらっとみたのが、安来が生んだ陶芸家「河井寛次郎」さんの作品と掛け軸。その掛け軸の中に、次の言葉がありました。
『新しい自分が見たいのだ─仕事する』
なお、この言葉が載っている「いのちの窓」という本を、足立美術館で買いました。それ以外にも、河井寛次郎さんの言葉には、心に響く言葉がたくさんあります。
『過去が咲いてゐる今 未来の蕾で一杯な今』
『この世 このまま大調和』
今回の、3泊4日で山陰旅行、温泉に入り、出雲大社に参拝し、足立美術館で本物の日本庭園と日本画を堪能して、久々に想い出に残る旅行になりました。