2016年12月20日火曜日

スマホを安全に使うための”アプリ自動更新設定”のすすめ

スマホの銀行系のアプリの不具合は、ここ半年で3件も発生しています。例えば、三菱東京UFJ銀行Androidアプリでは、弱点があり暗号化された通信内容の一部が解読される可能性があるとのこと。

こんな時、スマホの”アプリ自動更新”を設定していないと、アプリが最新版にならないため、アプリの弱点が残ったままになります。

スマホで、インターネットバンキングやショッピングをする人は、ぜひとも、[アプリの自動更新]を設定して下さい。

アプリを常に更新することで最新の機能が利用できるようになり、アプリのセキュリティや安定性が向上します。



■脆弱性対策情報ポータルサイト(JVN)で公開されている銀行系のアプリの不具合は、ここ半年で3件も発生しています。

公開日:2016/04/13 「東京スター銀行」のAndroid アプリ、iOS アプリの不具合
https://jvn.jp/jp/JVN00272277/

公開日:2016/05/18 「百五銀行」のAndroid アプリ、iOS アプリの不具合
https://jvn.jp/jp/JVN11877654/

公開日:2016/12/06 「三菱東京UFJ銀行」のAndroid アプリ
http://jvn.jp/vu/JVNVU92900492/




■ Androidスマホのアプリの自動更新の設定


以下に、私が使っているAndroidスマホのアプリの最新版への更新方法を示します。iPhoneについては以下のサイトを参照下さい。

 iPhoneでアプリを自動/手動でアップデートする方法 | iPhone Wave
 http://www.ipodwave.com/iphone/howto/app_update.html


お勧めの設定は、”Google Play ストア アプリ”の” [設定]/ [アプリの自動更新]”で”常に自動更新する”に設定する方法です。

(注)この設定の場合、Wi-Fi接続に加え、通常の携帯回線接続でも自動更新するので、データ通信量が発生します。 Wi-Fi接続の場合のみ自動更新する設定にした場合は、定期的にWi-Fiを有効にしてください。


Android 搭載端末のアプリの更新は、

①アプリの自動更新を許可しておく方法と、
②個々に操作して更新する方法 

があります。 詳しくは以下を参照下さい。

ダウンロードしたアプリの更新 - Google Play ヘルプ
https://support.google.com/googleplay/answer/113412?hl=ja




■アプリの自動更新を許可して更新する

モバイル端末のすべてのアプリに対し自動更新を設定する方法

1.Google Play ストア アプリを起動します。

2.左上のメニュー(三本の棒) をタップ。

3. [設定] をタップします。

4. [アプリの自動更新] をタップします。

5.次のいずれかの項目を選択します。

 ①常に自動更新する: Wi-Fi または携帯会社の回線を使用して常に更新

 ②Wi-Fiに接続しているときだけ自動更新する: Wi-Fi に接続している場合のみ更新

②に設定した場合には、必ず、定期的にWi-Fiを有効にして、アプリを最新版に更新しましょう。



■アプリを手動で更新する


モバイル端末の Google Play ストア アプリを使用してアプリを個々にまたは一括で更新する方法

1.Google Play ストア アプリ Play ストア を起動します。

2.左上のメニュー(三本の棒) をタップ。

3. [マイアプリ&ゲーム] をタップします。

4.適用できるアップデートがあるアプリが表示されます。

(注)”Wi-Fi接続のみ自動更新”の場合は、”Wi-Fi接続の待機中”のアプリもあります。
  
5.すべてのアプリを更新するには [すべて更新] をタップします。
個々のアプリを更新するには、更新したいアプリを探して [更新] をタップします。