YouTubeは、アップロードした動画の中の対象にモザイクをかけられる“ぼかし”ツールを提供しています。
これを使えば、動画の中に写った他人の顔にモザイクをかけたり、自動車のナンバーにモザイク(動く対象に自動的に追随)をかけることができて、とても便利です。
YouTubeの“ぼかし”ツールによるモザイク処理は、アップロードずみの動画を加工するものなので事前にパソコンなどのローカルで処理する必要がありません。
なお、 “ぼかし”ツールを実行し、動画にモザイクがかかるまで時間が相当かかりますので注意下さい(動画処理なので当然と言えば当然ですが)。
提供されているのは、以下の2つの“ぼかし”ツール(動画加工ツールの一部)です。
①顔のぼかし処理
自動的に顔を検出してぼかします。
②カスタムぼかし(長方形のモザイクをかける)
ぼかしを入れる場所を選択し、動画内でトラッキング(動く対象に自動的に追随)します。
(注)①の操作でうまくいかない場合、②の操作を実施するとうまくいく場合があります。
なお、一部のオブジェクトやフレームに対して、ぼかしの効果が得られない場合もあるようです。実施した結果を実際に確認し、うまくいかない場合は、“②カスタムぼかし”を何度か実施してみて下さい。
実は、他人や友人が写った写真や、有名人が写った写真を勝手に公開すると、プライバシー上の問題があり、”肖像権(しょうぞうけん)”や”パブリシティー権”を侵害することになります。
そのため、Youtubeの“ぼかし”ツールは、この肖像権やパブリシティー権の問題に対しても、とても有効です。
肖像権やパブリシティー権の詳しい説明は、以下を参照して下さい。
他人が写った写真を勝手に公開していませんか? これは肖像権侵害です!
http://lifesecurityup.blogspot.com/2014/09/blog-post_23.html
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■ Youtube動画にモザイクをかける方法
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①動画の下にある“動画加工ツール”を選択
②“動画加工ツール”の“ぼかし効果”をクリック
③“顔のぼかし処理”適用 *自動的に顔を検出適用
④“カスタムぼかし”適用 *ぼかす対象を指定
A: カスタムぼかしの“編集”をクリック
B: ぼかしたい箇所を指定
C: 完了をクリック
⑤ぼかし効果を設定したら“保存”をクリック
⑥動画を見て完了状態を確認 *完了まで時間がかかります!
上記の操作を画像で紹介します。
参考情報:
YouTubeの新しいツールは動画中の任意の対象にオンラインでモザイクをかけられる | TechCrunch Japan
http://jp.techcrunch.com/2016/02/26/20160225youtube-now-lets-you-blur-random-objects-in-videos/