2016年11月22日火曜日

インターネットの基本的なセキュリティ対策と用語を確認しよう

インターネットを常時活用する時代、インターネットの危険を知り、その対策をすることは、とても大事になりました。

今は、いつも見ている安全なはずのホームページですら、見ただけでウイルスに感染する時代。知らない間に、ホームページが攻撃され、ウイルス攻撃用に書き換えられるからです。


このような時代、何も対策をしないのは、とても危険です。


危険を予防するために、セキュリティソフト活用などの対策が、パソコンばかりでなく、インターネットを利用するスマホ、タブレットにも必須です。


特に大事なのは、セキュリティソフト活用とソフトウェアの更新です。今回は、これを含めた、基本的なセキュリティ対策及びそれに関係する用語を紹介します。

なお、スマホやタブレットの安全対策も重要ですが、これは次の機会に説明します。 

私がインターネットを始めた1990年代は、必要な時のみインターネットに接続し、ホームページも文字情報が主体で、画像も静止画で、動画を見ることはほとんどありませんでした。

しかし、今はインターネットに常時接続し、ホームページも賑やかになり、動画表示も当たり前の時代になりました。技術が進んだ分、それを悪用する技術も進んでいます。


2008年に、アメリカのセキュリティ関連機関が、未対策のパソコンをインターネットに接続すると、およそ4分で悪質なプログラム(ウイルス)に感染したそうです。

ウソみたいな話ですが、専門機関の調査で、本当に危険な状況です。




■セキュリティソフトとはインターネットからの攻撃を守る”ガードマン”

常時、インターネットを活用するようになった今、回線を通じて、危険なソフトがいつやってくるか分かりません。

安全対策の基本は、なんといっても、まずは「セキュリティソフト」の活用です。このソフトは、ウイルスや詐欺などの危険なものを防いでくれる最も重要なソフトです。

以前は、ウイルス対策ソフトと呼ばれていましたが、今は、様々な攻撃に対抗するため、「ウイルス・スパイウェア対策ソフト」から「セキュリティソフト」に進化してきています。

この「セキュリティソフト」、ウイルス対策・スパイウェア対策に加え、迷惑メール対策、フィッシング詐欺対策に加え、外部からの不正侵入対策(パーソナルファイヤーウォール)も備えています。


詳細な説明:
http://netyougoschool.blogspot.jp/2016/11/blog-post_22.html





■セキュリティソフトとの付き合い方

セキュリティソフトはパソコンやスマホの安全を影で支えるソフトです。

決して表には出てこないので、なかなか存在が分かりづらく、うまく活用しないと、”こんなはずじゃなかった!”、”期待を裏切られた!”と考えがちです。

セキュリティソフトとうまく付き合うことは大事です。


特に、(1)は最も重要です。最新のウイルス情報を記憶する、ウイルス定義ファイル(ウイルスパターンファイル)を定期的に更新しないと意味がありません。通常、セキュリティソフト会社は、ウイルス定義ファイルを一日数回更新しています。

 

また、(2)も重要です。セキュリティソフトの使用期限が切れたら、ソフトの効果が低下しますので、すぐに更新ライセンスを購入して下さい。


(1) 「ウイルス定義ファイル(ウイルスパターンファイル)」を定期更新。

(2) セキュリティソフトの使用期限が切れたらすぐにライセンスを購入。

(3) ウイルススキャンを定期的に実行。

(4) パソコンに2つ以上のセキュリティソフトは不可。

(5) プリインストールのセキュリティソフトは体験版で期間限定。

(6) セキュリティソフトを使ってパソコンの動作が遅くなっても多少は我慢。

(7) セキュリティソフトの変更時は余裕を持って。


詳細な説明:
http://netyougoschool.blogspot.jp/2016/09/blog-post_67.html




■セキュリティソフトの選び方

機能や使いやすさなどを考え、自分のパソコン環境にあったものを選ぶと良いと思います。

そのためには、インターネットや周りの人からの評判などを参考にして、まずは無料体験版(一ヶ月無料のものが多数)を使ってみたら良いです。

なお、購入時には、

①ライセンス数(いくつのコンピューターにインストール可能か)、
②使用期間(1年版、3年版など)、
③使用しているパソコン・スマホ・タブレットに対応しているか

などを確認してください。

詳細な説明:
http://netyougoschool.blogspot.jp/2016/09/blog-post_50.html




■セキュリティソフトのお勧め

2016年11月時点で、利用者も多く、昔から定評のある、代表的なセキュリティソフトを以下に紹介します。

私が使ってみての経験で、個人的なお勧めは以下です。

①パソコン初心者には、
 

・トレンドマイクロ 「ウイルスバスター クラウド」、又は
・カスペルスキー「カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティ」

②パソコンに慣れた人には、
 

・カスペルスキー「カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティ」、又は
・ESET「ESET セキュリティ」

③パソコンに慣れた人で、性能の低いパソコンを持っている方には、
 

・ESET「ESET セキュリティ」


詳細な説明:
http://netyougoschool.blogspot.jp/2016/09/blog-post_93.html




■ソフトウェア更新とは最新版に変更すること、狙われるソフトとは

ソフトは人間がつくるもの、100%安全なソフトはありません。

パソコン・スマホのソフトやアプリの、“ソフトの弱点”は、ウイルスなどの危険なソフトに常にねらわれています。よく使われるソフトほど、攻撃の対象になります。

“ソフトの弱点”をねらうウイルスは、セキュリティソフトだけでは完璧に防ぐことはできません。セキュリティソフトを使うことに加え、ソフトを最新版に更新し弱点を無くすことが必要です。


実は、「ソフトは100%正しいことが証明できない」と言われています。つまり、「100%正しいソフトは無い」、「ソフトには不具合(欠陥)が必ずある」ということです。


詳細な説明:
http://netyougoschool.blogspot.jp/2016/09/blog-post_98.html




■ソフト・アプリを入手するには“信頼できるサイト”から

便利だからといって、安易にソフトやアプリを入手すると、ウイルスに感染し危険。

信頼できないサイトのソフトやアプリは危険です。ソフト・アプリは信頼できるサイトから入手してください。


信頼できないサイトのソフトやアプリには、個人情報を盗んだり、不正なサイトに誘導したり、ファイルを暗号化し使えなくする、危険なものがあります。

[パソコンの場合の信頼できるサイト]

以下のサイトは、パソコン関係で、十数年以上、役に立つフリーソフトやシェアウェアを公開しており、利用者も多く、安心して利用できるサイトです。私も、これらのサイトには、長年、お世話になっています。

窓の杜  http://www.forest.impress.co.jp/index.html

Vector  http://www.vector.co.jp/


[スマホの場合の信頼できるサイト]

信頼できる場所とは、メーカーや携帯電話会社が用意する正規のアプリケーション・ストア(アプリ・ストア)です。

 

詳細な説明:
http://netyougoschool.blogspot.jp/2016/10/blog-post_18.html




■パーソナルファイヤーウォール

パーソナルファイヤーウォールとはインターネットとの通信を監視するソフト

パソコンのインターネットとの通信を監視し、外からの攻撃を防ぎ、またパソコンのソフトウェアがインターネットに情報を流出させるのを止めてくれるソフトウェアです。


インターネットからパソコンに不正な通信があった場合、それを止めたり、また、パソコンからインターネットへの通信も監視して、インターネットへの不正な通信を止めてくれます。

詳細な説明:
http://netyougoschool.blogspot.jp/2016/09/blog-post_48.html




■PINコード(個人を識別する番号)

PINは「PIN=Personal Identification Number」の略で個人識別番号とされることもあり、「1234」のような4桁以上の数字のことです。

これは銀行のATMを使う時や、スマホのロック解除などで入力する暗証番号のことを指します。

Windows10では、Microsoftアカウントのパスワードを利用してサインインする代わりに、PINによるサインインが推奨されています。

詳細な説明:
http://netyougoschool.blogspot.jp/2016/09/pin.html