2016年1月6日水曜日

ブラウザIE 2016年1月12日(米国時間)以降は 最新版のみがサポート

2016年1月12日(米国時間)以降は、ブラウザ「Internet Explorer」(以後、IE)のサポート対象は、(各Windows OSで利用可能な)最新版のみになるそうです。

Vista SP2はIE 9のみがサポート対象、それ以外のOSでは、IE11、Edgeのみがサポート対象になり、それ以外のIEバージョンはサポート外になります。緊急に最新版のIEにすることが必要です!


 サポート継続バージョン

 Vista SP2     ・・・IE 9
 Windows7 SP1   ・・・IE 11
 Windows8.1 Update ・・・IE 11
 Windows10     ・・・IE 11、Microsoft Edge


上記のバージョン以外は、全てサポート外になり、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなるため、新たな脆弱性が発見されても解消することができません。

ブラウザがサポート外になるということは、ウイルス感染や情報漏えいに会う確率が高くなり、とても危険です。詳しくは以下を参照下さい。


【注意喚起】 Internet Explorer のサポートポリシーが変更、
      バージョンアップが急務に:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
 https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20151215-IEsupport.html


Windows Update 実施により最新バージョンになるはずですが、その後 IE のバージョンを確認することが大事です。

上記のIPAの記事によると、最新版でない場合、以下の Microsoft 社公式ページからサポート継続バージョンのIEをインストールしてくださいとのことです。

 Internet Explorer のダウンロード - Microsoft Windows
 http://windows.microsoft.com/ja-jp/internet-explorer/download-ie


なお、IEを最新版にする方法以外に、この機会に、それ以外のブラウザ、Chrome、Firefoxを使うことも良いと思います。

Chromeの場合は、Chromeアップデートで、問題の多いFlashPlayerが、自動的にアップデートされるので、安全性を考えるならば、Chromeが良いかもしれません。

 Chromeのダウンロード
 https://www.google.co.jp/chrome/browser/desktop/index.html

 Firefoxのダウンロード
 http://www.mozilla.jp



[補足1]Internet Explorer のバージョン確認方法

(1) Internet Explorer を起動します。

(2)  [ヘルプ] メニューから [バージョン情報] をクリックします。

 [ヘルプ] メニューが表示されていない場合は Alt キーと H キーを同時に押すと、[ヘルプ] メニューが表示されます。

(3) Internet Explorer のバージョン情報の一行目を確認します。


[補足2]詳しい内容が、以下のMicrosoftのブログに出ています。
http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2015/12/09/201512-security-bulletin.aspx