インターネットの有害情報を遮断する「フィルタリング」、子供を有害ホームページから身を守る手段です。
なお、この「フィルタリング」の一つの方法として、Googleの検索サービスの「セーフサーチ」機能を使い、検索結果から不適切なコンテンツを除外することが簡単にできます。
実際に、この「セーフサーチ」を”ON”にして利用すると検索結果にかなりの変化が現れ、有害情報が遮断されることが分かります。今回は、この「セーフサーチ」機能の、Androidスマホでの設定方法について説明します。
Googleの検索サービスの「セーフサーチ」機能、子供にも大人にも役立つと思います(私は現在使っています)。使ってみて便利であれば活用下さい。もし?と感じたら、もとの状態に簡単に戻せます。
また、パソコン版の「セーフサーチ」機能については以下を参照下さい。
インターネット安全活用 一灯塾
http://lifesecurityup.blogspot.com/2015/04/blog-post_27.html
なお、「インターネットを使うときに、フィルタリングは子供には重要だよ!」 と様々なところで聴き、良く携帯会社のサービスが紹介されますが、なかなか分かりづらいです。
今回、ドコモの”有害サイトアクセス制限サービス”を少し調べましたが、なかなか複雑で、これでは普及しないと感じました。今回、少し調べてみましたので、これについても説明します。
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■ Google検索サービス「セーフサーチ」を使った結果
■ 検索結果にかなりの変化が!!
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「セーフサーチ ON」にすると、検索結果がずいぶん変化して、危険なサイトが除外されています。特に、動画の検索結果では、「セーフサーチ OFF」にしていると、かなりキワドイ動画が検索され危険ですね。
≪検索語”成人動画”の結果≫
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■ Androidスマホ Google検索サービスの「セーフサーチ」設定方法
■ *Androidバージョン 4.4.2
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①スマホの“本体設定”画面から“アカウント”の“Google”を選択
② “プライバシー”の“検索”を選択
③“検索”画面の“アカウントとプライバシー”を選択
④ “セーフサーチフィルタ”を“ON”に設定
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■ ≪補足≫携帯会社の”有害サイトアクセス制限サービス”は複雑 これでは普及しない
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なお、子供のスマホや携帯などでの事件が増えていることから、
”フィルタリングを活用することによって、アダルトサイト、出会い系ホームページ等の
危険なサイトを子供に見せないようにしましょう!”
という話を良く聴きます。さらに、各携帯会社でも、フィルタリングとして、様々な”有害サイトアクセス制限サービス”があります。
そこで、私が契約しているドコモの”有害サイトアクセス制限サービス”を調べましたが、なかなか複雑でした。
スマホで考えると、
・携帯会社の回線でインターネットを利用する場合と
・wi-fi通信でインターネットを利用する場合
の2面で”有害サイトアクセス制限サービス”を考える必要があり、この点で複雑になっていると思います。それにしても、ドコモで見る限り、今のサービスでは、”有害サイトアクセス制限サービス”、なかなか普及しないと思います。
調査したところでは、ドコモで”有害サイトアクセス制限”をするためには、以下の二つのサービスを利用する必要があります。
アクセス制限サービス | サービス・機能 | NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/access_limit/
制限範囲の異なる「Web制限」「キッズ iモードフィルタ」
「iモードフィルタ/spモードフィルタ/ブラックベリーインターネットサービス」
など様々あり、なかなか複雑です。
あんしんモード | サービス・機能 | NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/anshin_mode/index.html
子供が安心してスマートフォンをご利用いただけるように、子供の状況に
応じて、保護者の方がスマートフォンの各機能を制限することができるアプリです。
なお、携帯各社の”フィルタリング”サービス活用については、以下を参照下さい。
有害サイトアクセス制限サービス|一般社団法人 電気通信事業者協会(TCA)
http://www.tca.or.jp/mobile/filtering.html