実は、MSオフィス の「クリップアート」が「ひっそり終了」していました! これって、マイクロソフトからは、ほとんど情報がなかったので、ショックな人も多いと思います。詳しくは、以下を参照下さい。
マイクロソフトがWebサイト「Office.com」で無償公開してきた画像素材「クリップアート」の提供終了を、2014年12月にブログで発表。これ以降段階的に提供を打ち切り、2015年2月以降、全く利用できなくなっています。詳しくは、以下を参照下さい。
参考情報:2015/02/26
要注意!MSオフィス 「クリップアート」の「ひっそり終了」がもたらす混乱:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/022400176/
特に影響が大きいのが、最新版のOffice 2013で、これには、プリインストールされているクリップアートがなく、クリップアートの提供終了に伴い、現在では「Bingイメージ検索」または自らの「OneDrive」内の検索のみになっています。
これまでの「クリップアート」のイラストや写真は、著作権を考えずに利用できましたが、「Bingイメージ検索」で見つけたものは、著作権を考慮して、利用しなければなりません。
なお、検索した画像を利用するには、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに関する知識が必要です。
画像のライセンスは、画像検索して、ライセンスのURLを開き、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの内容を確認します。
なお、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスについては、下記を参照下さい。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは - クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
http://creativecommons.jp/licenses/#licenses
ITproの上記のサイトによると、信頼のおける画像提供サイトを活用するのも一つの方法で、例えば日本商工会議所では、プレゼンテーション用素材の無償提供を始めたそうです。
日商PC(プレゼン資料作成) プレゼンテーション用素材 | 商工会議所の検定試験
http://www.kentei.ne.jp/presentation/sozai
また、既にダウンロード済みのクリップアートは従来通り利用でき、過去に作成したプレゼン資料などに含まれるクリップアートを使い回すことは可能だそうです。この点は、安心しました。
≪補足≫画像利用の著作権に関して、以下に詳しくまとめました。参考にして下さい。
インターネットの画像、勝手に使っていませんか? 勝手に使うと著作権違反にも
http://lifesecurityup.blogspot.com/2015/02/blog-post_26.html