2018年7月26日木曜日

個人情報が流出しても慌てない Webサービスの活用方法とは?

インターネットでは、サイトに不正アクセスがあり、個人情報が流出するという事件が、毎年、発生しています。知らず知らずのうちに、この不正アクセスによる個人情報流出が多数発生しており、個人情報流出は当たり前の時代になりました。

個人情報流出で、最近、よく問題になるのが「パスワードリスト攻撃」。同じパスワードを使い回していると、流出したWebサイトのパスワードで、他のWebサイトが不正ログインされてしまいます。

「Webサービスを使えば使うほど、個人情報流出は高まる」と考えた方がよさそうです。まずは、登録しているWebサービスを整理した上で、使っていなければ解約したほうが無難です。

*2017年は1年間で、大きな個人情報流出が35件(被害1万件以上)も発生しています。
個人情報漏洩事件・被害事例一覧
https://cybersecurity-jp.com/leakage-of-personal-information

個人情報流出、他人事と考えていましたが、実は、私も被害に会いました。私が活用していた「船の予約サービス」から「情報漏洩のお知らせ」がきました。もう、個人情報流出は当たり前の時代になったことを痛感した事件です。

なお、私は、万が一、Webサイト(Webサービス)から、個人情報が流出しても、被害が広がらないように、事前に以下の対策を実施していました。この対策のお陰で、慌てずに済みました。

対策①:同じパスワードを他では使っていない

*重要なサイトのパスワードはそれ専用のパスワードにして、なるべくパスワードの使い回しはしない。

対策②:ショッピングサイト、インターネットバンキングでは2段階認証を活用

*2段階認証を使うと、パスワードに加え、登録したスマホでのセキュリティコードを入力するので、パスワードが流出しても安全です。

対策③:メールアドレスにWebメールのエイリアス(別名)を活用

*あまりメジャーでないサイトにはメインのメールアドレスは使用しないようにしました。


情報流出が当たり前で身近になった時代に、どう対応すれば良いのでしょうか? 以下にまとめてみました。

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個人情報流出が当たり前の時代 慌てないための対策とは

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①パスワードを複雑にする

パスワードなどの個人情報が流出したら、パスワードをいくら複雑にしていてもダメですが、インターネットの攻撃の中には、攻撃者が総当たりで数字や文字の組み合わせを試して、不正にログインしようとする攻撃があります。

そのため、パスワードを複雑にして、”英字の小文字・大文字、数字を混合させ、12桁以上にする”ことが大事です。詳しくは下記を参照ください。

 【パスワード】はインターネット活用の鍵、見破られないパスワードとは
 http://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/03/04/181528


②パスワードを使い回ししない “《補足》パスワードリスト攻撃とは”を参照

クレジットカード情報などの重要な情報を扱う、ネットシッピング、インターネットバンキングなどのパスワードは、そこだけのパスワードにして、他では使用しないことが大事ですね。

なお、情報漏洩(流出)が発生した場合、そのサービスと同じパスワードを使っているサービスがあれば、そのサービスのパスワードをすぐに変更することが重要です。


③2段階認証を活用する

パスワードに加えてセキュリティコードの入力が必要な「2段階認証」というのがありますが、これを利用することで、「パスワードリスト攻撃」も防ぐことができ、安全になります。詳しくは下記を参照ください。

 【2段階認証】とは、Webサービスを安全に活用する最強の方法
 http://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/03/04/181812


④古いショッピングサイトやSNSアカウントなど、使っていないものは削除する(Webサービスの断捨離)

商品やサービスをインターネット上で販売するサイト(ECサイト)の5割が攻撃を受け、そのうちの7割以上が「情報漏洩」などの実害につながっています。

 企業におけるECサイトのセキュリティ実態調査 2016 | トレンドマイクロ
 https://www.trendmicro.com/ja_jp/about/press-release/2017/pr-20170131-01.html


⑤クレジットカードは安心できるサービスのみ活用する

クレジットカードの活用は、できれば、2段階認証を使っているサービスのみにする。


⑥クレジットカードの利用状況を定期的に確認する(最低限、毎月1回)

個人情報がサイトから流出しても、それが判明するのは数ヶ月後になります。その間、もし、流出したパスワードで不正アクセスされ、クレジットカードが不正に利用されていたら大変。定期的に利用状況を確認しましょう。また、不正な利用があれば、クレジット会社に連絡します。


⑦Webサービスに応じてメールアドレスを使い分ける(Webメールのエイリアス活用)

重要度に応じて、使うメールアドレスを分けると良いですね。メジャーでないサービスにはWebメールのエイリアス(別名)を活用するとよいです。詳しくは下記を参照ください。

 【Webメールのエイリアス(別名)】とは、メインアドレス以外に使えるメールアドレス
 http://netyougo.hatenablog.com/entry/2017/12/05/175333


《補足》パスワードリスト攻撃とは

Webサイトから漏洩した情報を使って、別のWebサイトに不正ログインしようとする攻撃です。攻撃の例として、サイトA~Cで、以下のように同じID・パスワードを使っていた場合、サイトAから盗んだパスワードを使い(IDを変化させながら)、他のサイトB、サイトCに不正アクセスを試みます。

  サイトA・・・ログイン ID=abc パスワード=xyz12345
  サイトB・・・ログイン ID=abc パスワード=xyz12345
  サイトC・・・ログイン ID=abc パスワード=xyz12345


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【2段階認証】とは、Webサービスを安全に活用する最強の方法

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Webサービスの2段階認証は、①パスワードに加えて、②セキュリティコードの入力が必要になるログイン方法で、万が一、他のサービスと同じパスワードを使っていても、パスワードが漏れても大丈夫な、Webサービスを安全に活用する最強の方法です。

2段階認証時に使用する“セキュリティコード”は、自分が持っているスマホでないと「セキュリティコード」が発行できないため、他人が不正利用する危険性が極端に少なくなります。

また、この「セキュリティコード」は時間毎に変化するので、見破られることは基本的にありません。「2段階認証」、とても面倒なようですが(正直慣れるまでは面倒です)、一度慣れてしまうと、意外と楽に操作できます。

詳しくは、以下を参照ください。2段階認証について詳しく説明しています。

 【2段階認証】とは、Webサービスを安全に活用する最強の方法
 http://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/03/04/181812