2016年11月11日金曜日

メールの送信先の区別(TO・CC・BCC)の使い分け

メールを送信する際に、送信する相手により、送信先の区別(TO・CC・BCC)をすることが必要です。

このTO・CC・BCCの使い分けを知らないと、メールで変な誤解や受けたり、時には大きな失敗をする恐れがあるので、少し整理してみたいと思います。


こういう私も、以前、メールにTO・CC・BCCを混在させ送信し、BCCで送った人が全員返信して、慌てたことがありました(BCCで受け取った人が全員返信すると、TOやCCの人にも返信されます)。

なお、送信先の区別(TO・CC・BCC)を簡単に説明すると以下になります。

  TO :メールを読んで、何かをしてもらいたい人
  CC :参考に読んでほしい人(carbon copy)
  BCC :他の送信先を見せずに同じ内容を送る場合の宛先(blind carbon copy)



TOやCCで送信した場合は、メールの受信者には他の人のアドレスが分かります(そのメールが他の誰に送られたが分かります)。

ただし、BCCで送信した場合、メールの受信者には他の人のアドレスは表示されないので、メールの受信者には他の人のアドレスが分かりません。

BCCは、受信者のメ-ルアドレスが他の人に分からないようにして送りたい場合や、他の受信者がいることを隠したい場合に使用します。ただし、BCCの中にTOやCCを混在させないよう注意して下さい(注1)。

無関係な複数の人に送信する場合は、メールをBCCで送るか、個別にメールを送りましょう。

もし、無関係な複数の人のメールアドレスをTO、CCで送信してしまうと、他の人のメールアドレスを教えてしまうことになり、メールアドレスが漏洩し、問題になります。



なお、1文字でも間違えば(英文字の小文字・大文字も区別されます)、メールは正しく送れません。メールアドレスを間違えないようにし、メールソフトのアドレス帳を有効に活用しましょう。


(注1)送信先の区別(TO・CC・BCC)の混在
1つのメールの中に送信先に、TO・CCを混在させることはOKです。

ただし、BCCが入ったメールにTO・CCを混在させるのは避けて下さい。

もし、混在させた場合、BCCで受け取った人が全員返信した場合、TO・CCの人にもその返信メールが送信され問題になります。

BCCのメールは、BCCのみとして、TO・CCを混在させないで下さい。


(注2)BCCで受信したメールに対して「全員に返信」するのはタブー

BCCで送られてきたメールに、うっかり「全員に返信」してしまうと、もし、TO・CCが混在していた場合、そのにも返信メールが届いてしまうので、BCCで受信したメールへの全員返信は避けましょう。