2016年3月7日月曜日

Windows10への変更は慎重に! Windows10変更時の問題点とは

Windows10ダウンロード予約を解除したにもかかわらず、2016.3月に「Windows10を入手する」という画面が、突然表示されました(Windows8.1のパソコン)。

この画面には、”Windows10に変更したら、高速で安全になる”というように表示されており、内容は、Windows10に変更しても問題が無いような表現になっていました、でも本当にそうでしょうか?

Windows10への変更は慎重に行うことが必要で、安易に変更したら危険です。


Windows10に変更してパソコンに問題が発生しても、最終的には、Microsoftもパソコンメーカーも責任をとってくれません。

Microsoftがいくら”Windows10に変更してください!”と言っても、操作が変わり、パソコン操作に戸惑うことや、また、プリンターやデジカメなどの機器がパソコンに接続できなくなる可能性があり、Windows10への変更は慎重に実施すべきです。



《提案》Windows7の場合は、できればWindows10への変更を中止する

Windows7のパソコンの場合は、パソコンの機種が古い場合が多く、メーカーがWindows10への変更を保証していない場合が多いと思われます。

また、Windows10にした場合、操作方法がかなり変わり、今まで使えていたプリンターなどの機器や、ソフトが使えなかったり、最悪はデータが消える可能性もあります。できればWindows10への変更は、さし控えたほうが良いと思います。


《提案》Windows8.1の場合も、Windows10への変更は慎重に

Windows8.1からWindows10への変更、それほど、操作も変わらないように感じますが、ソフトの扱い、ブラウザの変更などがあります。さらに、プリンターなどの機器の接続も大丈夫か確認することが必要です。また、インターネットサービス(例えば、インターネットバンキング)によっては、Windows10の新ブラウザEdgeなどでは操作ができない可能性もあります。


参考:Windows10ダウンロード予約を解除する方法は以下を参照下さい。

 Windows10ダウンロード予約を解除する方法(画像付き)~Windows8.1編
 http://lifesecurityup.blogspot.jp/2015/09/windows10windows81.html
 
 Windows10ダウンロード予約を解除する方法(画像付き)~Windows7編
 http://lifesecurityup.blogspot.jp/2015/09/windows10windows7.html



■ Windows10への変更の問題点



■問題1 パソコンがWindows10に対応しているか?

パソコン機種が、Windows10に対応していない場合があります。使っているパソコンのメーカーサイトでWindows10に対応しているかどうかの確認が必要です。

私の富士通のWindows7パソコンでは、対応していないことが分かりました。


■問題2 プリンターなどの周辺機器がWindows10に対応しているか?

プリンターなどの機器を動かすためには、Windows10に対応するデバイスドライバが必要になります。もし、それがないとプリンターなどの機器が動かなくなります。メーカーサイトでWindows10対応のドライバがあるかどうかの確認が必要です。


■問題3 アプリケーションソフトはWindows10に対応しているか?

Windows10に変更すると動かなくなるアプリケーションがあるので、注意が必要です。Windows10に対応しているかどうかの確認が必要です。


■問題4 Windows10への変更で、操作は変わります!

Windows10への変更で、パソコンの操作は確実に変わるということです。操作に戸惑うのは、Windows8.1からの変更よりも、Windows7からの変更の方が大きいと思います。

 Windows7→Windodws10に変更:
  ソフトが2種類(デスクトップ・アプリ、Windowsストア・アプリ)あり戸惑う
  ブラウザも”Edge”に変わる

 Windows8.1→Windodws10に変更:
  Windows10はWindows7の特徴を組み込んでおり、ソフトの扱いなどが変わり戸惑う
  ブラウザも”Edge”に変わる







■ 《補足》Windows10への変更が「Windows Update」というのは、おかしい?


Microsoftの基本的考え方は、

  Windows10への変更は「Windows Update」の一環

ということみたいです。でも、この考え方は論理的におかしいです。

 「Windows Update」=使っているWindowsバージョンの更新内容

であり、Windows10へのアップグレードは、Windows自体の変更で、これは「Windows Update」ではありません。変更内容のレベルが全く違います。



■ 《補足》Windows7からWindows10に変更すると操作が大きく変わります
■   ~Windows8.1とWindows7との違いから


Windows8.1とWindows7との違いは、Windows10とWindows7との違いとほぼ同じです。Windows7をWindows10に変更すると、操作はかなり異なります。

Windows8.1には大きく2つの画面があり、基本になるのは、これまでとは違う(1)の画面です。

  Windows8.1の画面 *(1)が基本

  (1) アプリがタイル状に並んだ「(タッチ型)スタート画面」

  (2) これまでのWindowsタイプの「デスクトップ画面」

Windows10は、ユーザーの声を反映して、(2)の「デスクトップ画面」が基本になっています。

なお、Windows8.1のソフトウェアとして以下があります。この点は、Windows7以前の従来のOSとは大きく違います。私自身、Windows7→Windows8/8.1になり、かなり戸惑った点です。

  Windows8.1のソフトウェア

  (1) スタート画面で動く「Windowsストア・アプリ」

  (2) デスクトップ画面で動く「デスクトップ・アプリ」

  Windows7までのソフトウェア

  (2)の「デスクトップ画面」動く「デスクトップ・アプリ」のみ。

Windows8/8.1は、これまでのパソコンに加え、スマホ・タブレットを意識した為、Android、iOSのように、「ストア・アプリ」も動かすことができることにしています。

なお、Windows10になり、「Windowsストア・アプリ」と「デスクトップ・アプリ」が、同じように扱えることになったようですが、それでも、この2つのアプリがあることは、Windows7利用者からみるとめんどうです。