2015年4月4日土曜日

スマホ・携帯でよく聞く「パケット」とは? 何故、パケット定額制が必要なの?

スマホや携帯を契約するときに良く聞く言葉に「パケット」があります。実は、この「パケット」という言葉、コンピュータ関係の専門用語で、インターネットでデータをやり取りするときの基本単位です。

「パケット」とは、インターネット利用時のデータ通信の基本単位です。

文字、画像、音楽のデータは、「パケット」という小さな単位に分割されて、インターネットでやり取りされています。インターネット通信を、小さな単位に分割することで、多量のデータで占有されることなく、たくさんの人のデータが公平にインターネットでやり取りされます。

携帯各社の料金の中にある「パケット料金」「パケット定額制」のパケットも、この意味です。
インターネット通信は、この「パケット」に分割されて送信され、インターネット通信料金も、「パケット」をいくつやり取りしたかで、通信料金が決まります。



この「パケット」、どこかの携帯会社の宣伝に、「パケットが余っていたご家族にもムダなくシェア」と使われていましたが、このように言われても、ほとんどの人が?と思います。

「パケット」という言葉はあくまでもコンピュータ(正確にはネットワーク)の言葉なので、安易に使って欲しくないですね。

 「インターネット料金(データ通信料金)が余ったら他の家族にムダなくシェア」

というような表現にでもしたら良いと思います。



■ なぜ、パケット定額制が必要なの?


スマホや携帯でインターネットを利用すると、文字以外に写真や音楽、動画もやり取りするので、多くのデータをやり取りします。

文字と比較して、およそ、写真は約1000倍、音楽は約5000倍、動画は約20000倍もあります。なお、オンラインゲームは音楽、動画をたくさん含んでいるので、かなりのデータをインターネットで通信します。


 写真 1枚   = 約1MB
 音楽 1曲   = 約5MB
 動画 5分程度 = 約20MB

つまり、スマホや携帯でインターネットをしたら、多くのデータ、つまり多くのパケットを利用することになり、パケット定額制を利用していない場合、多額の料金が請求されます。

スマホ、携帯でインターネットを利用する場合、”パケット定額制”の契約は必須です。


といっても、一般的に携帯キャリア回線のパケット定額制では、1カ月当たりのモバイルデータ通信容量の上限が決まっていて、それを超えると、速度が低下したり、通信ができなくなりますので、注意が必要です。



■ インターネットではデータを細切れ(パケット)にしてデータ通信


インターネットには、多くの人のパソコン・スマホ・携帯がつながっているので、インターネット回線が占有されないように、一度に情報(データ)を送らずに、細切れに分割して送っています。

インターネット上には、世界中のコンピュータからの想像もつかない多量の情報(データ)が流れています。言ってみれば、太い水道管(回線)を水(データ)が流れているような感じですね。


しかし、水と違うのは、この水道管の中には、何十億という人のメールやホームページのデータが混在しているということです。

それが、混ざらずに、みんな平等の速度で伝えるため、実は、これらのデータを、そのまま送るのではなく、小さく分割し、一つ一つに送信元・送信先の印をつけて、送信します。この分割した一つ一つを「パケット」と呼んでいます。



■ 「パケット」とはデータを小さく分割して送るインターネットのデータ方式


「パケット」とは日本語にすると「小包」になります。データ通信は、データを小さなパケットという単位に分割してやり取りします。

”パケット(小包)”には、宛先と順番が付けられているので、受け取り側で、順番にデータを集めて、元のデータを復元します。


インターネットを流れる情報には、文字データ、画像情データなど、様々なデータがありますが、このとき小さく分割された一つ一つを「パケット」と呼びます。それぞれの「パケット」には、ちょうど小包のように宛先が付いています。

パケットについた宛先をもとに、コンピュータからコンピュータへと順に送られて、最終的な目的地まで届けられ、受け取ったコンピュータで、パケットを集めて、元のデータが復元されます。



■ 携帯・スマホで良く聞く「パケット料金」のパケットもこの意味


携帯・スマホでの、メールやインターネットでの文字・画像・動画のデータ通信も、データを小さく分けて送信しているので、「パケット料金」と言われています。

そのため、通話料金は時間で課金されますが、インターネットのデータ通信は、時間でなくデータ量で課金されます。



■ 携帯・スマホの料金と通信方式


携帯・スマホ料金は大きく分けると、通話料金とデータ通信料金とに分けて考えられます。データ通信料金はメール、インターネットなどの通信にかかる料金です。

  通話料金   ・・・使う時間によって課金される
  データ通信料金・・・送受信されたデータ量(パケット数)で課金

  (注)データ通信料金="パケット料金"


通話料金は、使った時間で課金されますが、パケット通信料金はやり取りしたデータ量によって課金されます。

通話は、相手との通話の時、一つの通信回線を占有する為、通信回線を使っている時間の長さで料金がかかります。

しかし、メールやインターネットのデータ通信の場合は、データを小さく分割し、一つの回線を複数の人が利用するので、通信時間ではなく、やり取りしたデータ量で料金が算出されます。

なおメールのような文字情報はデータ量は少ないですが、音楽、画像関係はデータ量が多く、その分パケット料金も高くなるので、インターネットを使う場合、通常は「パケット定額制」を契約することになります。